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W杯日本代表、グループ突破の可能性は何%?「正直5%くらいだと思っていた」識者2人の本音「森保監督は最高の“高校サッカー”をするべき」
posted2022/10/29 17:01
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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AFLO
論点【1】「グループE突破確率は何%?」
――まず、木崎さんとレオさんに「カタールW杯で日本代表がグループリーグを突破する可能性」について伺えればと思います。過去の大会と比べてもかなり厳しいグループですが、それぞれ率直に突破の確率は何%くらいだと感じていますか?
木崎伸也さん(以下、木崎) 9月のアメリカ戦までは正直5%くらいだと思っていたんですけど、ドイツ遠征を経て35%くらいまでは上がったのではないか、という印象です。あくまでも期待を込めて、ですが。
――ドイツ、スペインと同じ組で35%はかなり高い気もします。なぜ5%から飛躍的に上昇したのでしょうか。
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木崎 これまでレオさんがYouTubeなどで論点としてきた部分でもあるのですが、批判されがちだった「チームとしての約束事が少なく、選手に任せる」という森保一監督のスタイルに変化の兆しがあったんですね。ドイツ遠征前に「ヨーロッパでプレーする選手は細かい部分を求めている、それに自分も合わせていかなければ」という旨のコメントをしていたんです。細かく映像で示すようになって、鎌田大地なども「ミーティングが以前とは変わった」と変化を口にしていましたし、そこは好材料じゃないかなと思いました。レオさん、いかがですか?
レオザフットボールさん(以下、レオ) もちろん決して悪い変化ではないと思いますよ。
木崎 もうひとつの理由として、監督だけでなく選手側の変化もあげられます。これまではコロナもあって選手間での対話が不足しがちだったんですが、今回の遠征では頻繁に選手ミーティングをやったみたいで。長友佑都も「若い選手からすごくいい意見が出ている」と語っていましたよね。ここにきて本音でディスカッションができていることは、ポジティブに捉えてもいい。森保監督が選手に求める自主性という意味でも、望んでいた形にちょっと近づいたんじゃないでしょうか。
レオ そうですね。現状、森保監督のチームに対して設定する基準、期待値としては、そのあたりが妥当なんじゃないかという気がします。
「高く見積もっても25%」
――レオさんはグループリーグ突破の確率をどの程度だと見ているのでしょうか。