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日本代表26人の当落…森保監督の“サプライズ選出”は本当にゼロ?「彼は左利きの小野伸二みたい」識者2人が推す、意外な“4選手の名前”

posted2022/10/29 17:03

 
日本代表26人の当落…森保監督の“サプライズ選出”は本当にゼロ?「彼は左利きの小野伸二みたい」識者2人が推す、意外な“4選手の名前”<Number Web> photograph by Getty Images

9月のドイツ遠征では出場機会のなかったMF旗手怜央(24歳)。所属するセルティックでは現地ファンからの人気も高いが、カタールW杯のメンバー入りは叶うか?

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カタールW杯に臨む26人のメンバーがいよいよ11月1日に発表される。グループEのドイツ、コスタリカ、スペインという超難敵たちといかに戦うか? サッカーライター・木崎伸也さんと戦術分析で人気のYouTuber・レオザフットボールさんに徹底対談してもらった。3回目の論点は「森保監督の4年間をどう評価する?」そして「サプライズ選出は誰か?」。(全3回の3回目/#1#2へ)

論点【1】森保監督の4年間をどう評価する?

――お2人は森保監督が率いた日本代表、ここまでの4年間をどのように評価されていますか。

木崎伸也さん(以下、木崎) ヨーロッパでプレーしている選手たちを教えられる日本人の監督はまだいなかった、という反省の4年間だったんじゃないかと思います。たとえば南野拓実はリバプールでクロップに指導されていた。そういう選手にヨーロッパでプレーも指導もしたことのない自分が何を教えられるのか、という葛藤は森保一監督にもあったんじゃないか、と。結果的に、「彼らを気持ちよくプレーさせることが自分の仕事だ」という方向性のマネジメントになっていった。

レオザフットボールさん(以下、レオ) 肩書き至上主義なんですよね。リバプールだってビルドアップや守備がうまくいかないまま負ける試合もある。そこにあるのは現象とその現象を起こすための過程なんですけど、そのふたつを飛ばして「リバプールすごい、クロップすごい、南野すごい」という結論に行き着いてしまう。

木崎 もちろん森保さんのやり方にもいい部分はあるんですが、そもそもの監督選びなどのプロセス、手法が正しかったかという話はまた別ですよね。サッカーが急激に進化している時代に、戦術を選手たちが担うようなやり方で、チームとしての積み上げができないまま本大会前まで来てしまった。W杯がどんな結果になっても、それを忘れちゃいけないというのはありますね。

論点【2】「次の監督は日本人か、外国人か?」

――時期尚早かもしれませんが、次の監督は日本人か外国人か、どちらがいいのでしょうか。

レオ 監督が誰かというのはメイクをどう変えるかくらいの違いで、本当に変えなきゃいけないのは指導者を自由競争にしたり、指導者が育つ環境を変えたり、日本の“地肩”を上げるところでしょう。

【次ページ】 論点【2】「次の監督は日本人か、外国人か?」

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