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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
2026年W杯メンバー全予想「長友佑都38歳を招集すべきか?」本気で“優勝を目指す”日本代表の論点「佐野海舟だけじゃない」注目のサプライズ候補は?
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/03/23 17:20

38歳となった現在も日本代表で大きな影響力を持つ長友佑都。5大会連続となるW杯出場は実現するのか
細谷真大や後藤啓介はどうか。DFを背にしても倒れないフィジカルを持つ細谷は、上田、小川との競争だ。所属する柏レイソルでスタメンを確固たるものとし、得点を量産していくことが代表復帰への第一歩となる。
ベルギーの名門アンデルレヒトに在籍する後藤は、191センチのハイタワーだ。2005年生まれの19歳はロス五輪世代で、U-20日本代表でもある。小川を上回るストロングヘッダーぶりをアピールすることが、このチームに食い込むためのノルマとなる。
W杯本大会メンバー全予想「CBを削る選択肢も」
26名を改めて整理するとこうなる。
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GK:鈴木彩艶、大迫敬介、谷晃生
CB:谷口彰悟、板倉滉、冨安健洋、中山雄太、町田浩樹、伊藤洋輝、高井幸大
セントラルMF:遠藤航、守田英正、田中碧、佐野海舟
ウイングバック:堂安律、伊東純也、関根大輝、三笘薫、中村敬斗
シャドー:南野拓実、鎌田大地、久保建英、鈴木唯人
CF:上田綺世、小川航基、前田大然
CBをひとり削ってシャドーやCFを増やす、といった入れ替えはもちろん可能だ。その判断は、今後の個々のパフォーマンスによって決まっていく。攻撃の選手については、選考当時の調子も重要な判断基準になる。結果を残している選手は、しっかりと吸い上げていくべきだ。
日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは、北中米W杯本大会の組合せで第1シードに相当するポット1入りを目指すとしている。ポット分けの大前提となるFIFAランキングは、公式戦でより多くのポイントを稼ぐことができる。バーレーン戦で出場権を獲得したが、3月25日のサウジアラビア戦、6月のオーストラリア戦とインドネシア戦は、消化試合でありながら落とせない試合と言うことができる。9月以降のテストマッチも、勝敗を度外視することはできない。森保監督には選手をテストし、戦術の幅を拡げながら結果を求めていくバランス感覚が求められる。
<前編とあわせてお読みください>
