- #1
- #2
サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
2026年W杯メンバー全予想「長友佑都38歳を招集すべきか?」本気で“優勝を目指す”日本代表の論点「佐野海舟だけじゃない」注目のサプライズ候補は?
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/03/23 17:20

38歳となった現在も日本代表で大きな影響力を持つ長友佑都。5大会連続となるW杯出場は実現するのか
菅原、毎熊、望月は4バックの右サイドバック、3バックのウイングバックでの起用が見込める。関根も同様で、彼はさらに3バックの右CBにも当てはめられる。フィジカルバトルの色合いが強い現代サッカーにおいて、187センチのサイズは魅力的だ。
DFは累積警告による出場停止のリスクを負う。決勝進出までを見据えるのなら、「守備者」としての性格が強い選手を一定数揃えておきたい。今冬からスタッド・ランスへ移籍し、より高い強度を日常とする関根を選ぶ。
2シャドーの「3人」はほぼ確定…では4人目は?
2シャドーは南野拓実、久保建英、鎌田大地がスタメン候補だ。4人目の候補者は、セントラルMFの枠にも入る旗手怜央か、ともにパリ五輪世代の鈴木唯人と松木玖生のどちらか、か。
ADVERTISEMENT
ユーティリティ性では旗手が群を抜く。同じ川崎フロンターレ出身の守田、田中、三笘らとは、プレーイメージを素早く共有できる。
鈴木はデンマーク1部で数字を残しており、松木はトルコ・スュペル・リグでプレータイムを伸ばしてきた。自チームでの実績では鈴木が先行するものの、松木は中盤のポジションを広範にカバーする。
2シャドーの4人目は、久保、南野、鎌田との交代出場という起用法が多くなるはずだ。その前提に立つと、攻撃のギアを上げるとか、得点が欲しい場面でゴールに迫れる選手が適任だ。デンマークで得点とアシストを記録している鈴木が、第一候補に浮上してくる。フィニッシャーとしての高い資質は、日本代表の武器になる。
CFの大穴候補は「191センチの19歳」
CFは上田綺世がファーストチョイスで、小川航基、前田大然の3人体制だ。上田と小川はターゲットマンタイプで、前田は爆発的なスピードを強みとする。セルティックで好調の前田は、スタメンでもジョーカーでも力を発揮してくれる。
町野修斗も185センチのサイズを持つが、周囲との連携でゴールへ迫っていくタイプだ。自チームで直接FKのキッカーを任されているのは、ライバルにはないアピールポイントになる。古橋亨梧や大橋祐紀は、自チームで継続的に結果を残さなければならない。