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「カブス今永昇太は9位に上昇」センバツ球児が選ぶ“好きなプロ野球選手”ベスト10「なぜ1位は大谷翔平でなく鈴木誠也だったのか?」理由を考察
posted2025/03/23 11:01

MLB開幕戦で来日したドジャースの日本人選手たち
text by

岡野誠Makoto Okano
photograph by
Nanae Suzuki
センバツ球児が選んだランキングのベスト10は以下になった。
1位:34票 鈴木誠也(カブス・外野手)
2位:33票 今宮健太(ソフトバンク・遊撃手)
3位:28票 大谷翔平(ドジャース・投手、指名打者)
4位:25票 柳田悠岐(ソフトバンク・外野手)
5位:23票 坂本勇人(巨人・三塁手)
6位タイ:16票 源田壮亮(西武・遊撃手)
6位タイ:16票 吉田正尚(レッドソックス・外野手)
8位:15票 近藤健介(ソフトバンク・外野手)
9位タイ:14票 今永昇太(カブス・投手)
9位タイ:14票 宮城大弥(オリックス・投手)
9位タイ:14票 吉川尚輝(巨人・二塁手)
大谷を抑えて“鈴木誠也が1位”
鈴木誠也は母校である二松学舎大附から7票を稼いでおり、この効果も否定できない。しかし、必ずしも出身校から票を得られるとは限らない。今大会、母校が出場している人気ベスト10の選手を見ると、大谷(花巻東)は2票、柳田(広島商)と近藤(横浜)は1票、吉田(敦賀気比)は0票だった。
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まず、メジャー開幕戦で戦うドジャース、カブスの日本人選手の22年から5年間の順位変動を見てみよう。※選手名/21年/22年/23年/24年/25年
大谷翔平 3位→2位→3位→1位→3位
山本由伸 9位→8位 →7位→4位→46位
佐々木朗希 圏外→82位→48位→27位→29位
鈴木誠也 6位→5位→4位→10位→1位
今永昇太 51位→39位→26位→16位→9位
このランキング推移の論点は3つある。
1. なぜ、1位は大谷翔平ではなく、鈴木誠也だったのか?
2. なぜ、山本由伸は4位から46位と急激に落ちたのか。その分、誰が票を得たのか?
3. 今永昇太が着実にランクアップする理由