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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
2026年W杯メンバー全予想「長友佑都38歳を招集すべきか?」本気で“優勝を目指す”日本代表の論点「佐野海舟だけじゃない」注目のサプライズ候補は?
posted2025/03/23 17:20

38歳となった現在も日本代表で大きな影響力を持つ長友佑都。5大会連続となるW杯出場は実現するのか
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph by
Kiichi Matsumoto
佐野海舟だけじゃない“気になるMF候補”
セントラルMFは遠藤航、守田英正、田中碧に、もうひとり加えて4人で構成する。期待値が高いのは佐野海舟だ。ボールハンターとしての能力は際立っており、奪ったボールをしっかり攻撃へつなげていく。まずは6月の最終予選でテストしたい。
気になる存在はもうひとりいる。川村拓夢だ。
レッドブル・ザルツブルクで過ごす24-25シーズンは長期離脱を繰り返しているものの、中盤からドリブルで持ち出すことができ、利き足の左足はシュートレンジが広い。183センチとサイズもある。プレースタイルが異なる遠藤とのコンビは役割分担が明確で、守田や田中とはボールを動かしながら前進していく姿がイメージできる。戦列に復帰したところで、彼も起用してみたい。
長友佑都38歳をモチベーターとして招集すべきか
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ウイングバックは右の堂安律と伊東純也、左の三笘薫と中村敬斗の4人で万全だ。左はCBの中山も含めて3人体制となる。中山を手元に置くことで、守備に軸足を置く戦いも可能となる。
森保監督から厚い信頼を受けている38歳の長友佑都は、FC東京でハイパフォーマンスを持続的に見せていくことが大前提となる。北中米W杯ではベスト8でもベスト4でもなく、優勝を目指すとしている。8試合を戦い抜くためには、フィールドプレーヤー全員の力が必要だ。モチベーターとしてチームの一体感を高めるだけでなく、W杯基準で戦力になることを証明しなければならない。
3-4-2-1から5バックへ変更して守備を固める、あるいは4バックでスタートする場合、右ウイングバックにも堂安や伊東とは異なる特徴を持った選手がほしい。
選択肢は多い。バーレーン戦に招集されている菅原由勢と関根大輝、24年アジアカップ代表の毎熊晟矢、左右両サイドに対応できる森下龍矢、昨年招集された望月ヘンリー海輝らである。