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「僕の責任だと思う」イラク戦後に打ち明けた“2人の選手”「撮影ルール無視の中東メディアも…」TVには映らなかった“まさかの敗戦”の裏側 

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矢内由美子

矢内由美子Yumiko Yanai

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posted2024/01/20 17:19

「僕の責任だと思う」イラク戦後に打ち明けた“2人の選手”「撮影ルール無視の中東メディアも…」TVには映らなかった“まさかの敗戦”の裏側<Number Web> photograph by Getty Images

1月19日のイラク戦に敗れた日本代表。久保建英らは何を考えていたのか?

ラウンド16は韓国戦か…久保の意見

 1992年以降、日本がアジアカップのグループリーグで黒星を喫したのは今回のイラク戦が初。イラク戦の負けも1984年以来40年ぶり。歴史的な黒星を喫した事実はショッキングだが、救いになるのは選手たちが「切り替え」や「立て直し」を口にしていることだ。

 日本がグループリーグ2位通過の場合、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で韓国に当たる可能性が高いことについて聞かれた久保は、「次に韓国とやるとか考えているとインドネシアにも足をすくわれてしまう。まずはインドネシア戦にフォーカスしたい」と言いつつ、「結局最後に勝てばいい」と強気を見せた。

 菅原も「もう一度自分がやらないといけないことを整理して、自分がチームのためにできることを考えながらやる」と前を向く。

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 ベトナム戦に続いてセンターバックで先発したDF板倉滉は「負けたのは悔しいけど、終わったわけじゃない。メンタル的には切り替えているし、最後に優勝をもぎ取れるように、チームが一つになってやるしかない」と語った。

 前半42分頃からピッチサイドで1人でアップを開始し、後半の頭からピッチに立った冨安健洋は「ここでバラバラにならず、それぞれ意見を出して話し合い、最終的にこの負けがあって良かったと言えるようにやっていきたい」と言う。

ルール違反で撮影する中東メディアも…取材現場のリアル

 ミックスゾーンでは日本選手を捕まえてはスマホで記念撮影する中東メディアもいた(※禁止されている)ように、日本はアジアの中で「スター選手を有する国」になっている。アジアのレベルそのものが上がっている中で、日本を倒すという功を成すことに全力を注ぐ国がどんどん増えている。今の日本にはそういった国々をいなす力がまだなかったということだが、なければこのアジアカップで身につければいい。それには優勝が不可欠だ。

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