酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
最新版「春の甲子園・勝利数番付」 前頭・大阪桐蔭、小結・東海大相模、では東西横綱は? 名門の公立は徐々に…
posted2021/04/04 17:02
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph by
Kou Hiroo/Hideki Sugiyama
第93回選抜高等学校野球大会(春の甲子園)は、東海大相模の劇的なサヨナラ勝ちで幕を閉じた。これで東海大相模は3回目の春優勝となった。
夏の甲子園から9年遅れて始まった歴史
春の甲子園は、「選手権大会(夏の甲子園)」から9年遅れて1924年に始まった。
予選である「地方大会」を経て甲子園に出場する夏とは異なり、春の甲子園は直接の予選がない。前年の秋季大会の成績が参考資料になるが、単に勝敗だけでなく、いろいろな要素で選考される。
最近では「21世紀枠」として部員不足やグラウンドがない、豪雪地帯といった学校・地域の特性などの困難を克服した学校や、ボランティア活動など野球以外の活動での地域貢献で他校の模範となる学校を選出している。
こうしたこともあってか春の甲子園と夏の甲子園では出場校や実績を残した学校が異なっていて、それが両大会の「個性」「持ち味」になっている。
今回は、93回にのぼる歴史を持つ、春の甲子園の勝利数番付を作製してみた。
1924年からの通算勝利数をもとにランキング。東西の区域分けは、中部地区(三重県を境とした)以東を「東」、関西地区以西を「西」としてある。
ベージュ色地は、今年の春の甲子園の出場校。学校名は現在のもの。なお同じ勝利数の場合、勝率、優勝の有無、出場回数で順序づけしてある。