MLBマニアの外国人助っ人総チェック！
～濃厚なクセ者ぞろいのセ・リーグ編～ 

中畑監督より面白い!?　DeNAを救うエンターテイナー。

●ナイジャー・モーガン（横浜DeNA）　外野手　推定年俸　1億5000万円

Tessy　「それではセ・リーグ行きましょう！　今シーズンの何が凄いかって、あのナイジャー・モーガンが来てくれたことですよ！」

Toyo　「この人は注目です！　ケンカ好きでツイッター野郎でホッケーが本職というネタの宝庫。ツイッターでプホルスにケンカを吹っ掛けたこともありましたね」

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Tomo　「ナイジャーは、細っこいくせに変人ですからねぇ……。以前、プホルスの件だけでなく『ガールフレンドにツイッターアカウントをハックされたよ』事件もありましたねー。『みなさん今日僕はすごくヒドイことをしました。浮気をしてガールフレンドの人生を台無しにしたのです。僕は償いを受けることでしょう。彼女を愛していましたがワルでした』なんて……まぁ、賑やかな人ですから何かしら起こしてくれると思います」

Tessy　「すぐカッとなるけど、憎めないお調子者。でも頼りがいがあって、まるで森の石松のような選手ですよ。守備も走塁もとにかく全力。カージナルスのクリス・カーペンターを目の敵にしてしょっちゅう怒鳴りあいをしていたことを含め一体何を発散しようとしてるんだ？　と聞きたくなるようなフルスロットルぶりは、敵にまわすと厄介だけど味方にいれば、この上なく頼もしい存在ですよ」

応援する時は「トニーーーーーーッ、プラッーーシュ！」と叫ぶべし。

Toyo　「何せ、球界唯一の芸名ならぬ“球名”を持ってる人ですからね。その名も“トニー・プラッシュ”。複数の人格を持っているらしく、野球をやるときは“彼”に変わってしまうという設定です。横浜ファンの方は、是非、大声で『トニーーーー・プラッシュ！』と呼んでやって欲しいです。大喜びしますよ」

Tessy　「他にもインタビューを受ける際には“トニー・ガンボ”などシチュエーションに合わせて別人格が出てきますからね。別人格で話す時は両腕で『T』の字を作るという無駄に形にこだわる点もバカっぽくて好印象です。でも、それが有名になりすぎて別人格名が刻まれてるボブルヘッドが球場で配布されていましたからね。野球はエンターテイメントということを物凄く理解している最高のエンターテイナーですよ。今季のDeNAの課題である『中畑監督より目立つ』をクリアできるんじゃないでしょうか。球団も“Ninja☆Nyjer”というTシャツを作ったりとノリノリでいろいろ仕掛けてきそうですし、負けが続いてもチームの起爆剤としてはもってこい。面白くなりますよ。これは」

Tomo　「プレースタイルはトップバッタータイプで、俊足巧打が売り。とはいえ、昨年はブルワーズで青木にポジションを奪われています。忘れてしまいがちですが日本に来るメジャーリーガーというのは、9分9厘なんらかの理由があって来日していますからね。楽しみな逸材であることは間違いないですけど」

Tessy　「シーズン終わったら2割7分10本程度だと思いますよ。でも、それでもいいんですよ。日本のセ・リーグの球場でミレッジとモーガンが観られるという幸福感。さらに交流戦じゃミレッジ・モーガンvs.パディーヤまであるわけでしょ？　悪童のアベンジャーズとでも言いたくなるメンツ。濃い！　濃すぎて全米も嫉妬しますよ、これ」

★ナイジャー・モーガン注目ポイント「エンタメの権化トニー・プラッシュ。第二のクリス・カーペンター誕生はあるか？」

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