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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
2026年W杯メンバー全予想…“核となる14人”はすでに確定? 森保監督の本音「呼びたい選手はめちゃくちゃいます」日本代表“層が厚すぎる問題”を考察
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/03/23 17:19

“世界最速”で予選を突破し、北中米W杯出場を決めたサッカー日本代表。本大会のメンバーに選ばれるのはどの選手か
GKは順当に…CBに高井幸大20歳を推す理由
GKは今回も招集されている大迫敬介、谷晃生のふたりに加えて、22年カタールW杯代表のシュミット・ダニエル、24年アジアカップ代表の野澤大志ブランドン、24年パリ五輪代表の小久保玲央ブライアンらが候補に上がってくる。3人のGKチームがどのような顔触れで編成されるとしても、一人ひとりのクオリティに不足はない。現時点では鈴木、大迫、谷の3人で問題ない。
CBは板倉と伊藤に加えて、ケガで戦線離脱中の町田浩樹、谷口彰悟、冨安健洋は、コンディションが整っていれば招集したい。この5人に加えて、中山雄太と高井幸大の7人の編成を推す。
中山は3バックの左CBに加えて、4バックの左SBと左ウイングバックに対応する。三笘との縦関係にも実績がある。4バックを主戦術としても、中山と伊藤で左サイドバックは2枚用意できる。
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バーレーン戦で右CBを担った瀬古歩夢、ベルギーで実績を積む渡辺剛と藤井陽也らも候補に上がってくる。そのなかで20歳の高井を選ぶのは、その将来性と伸びしろに期待するからだ。192センチのサイズでビルドアップをスムーズにこなし、プレッシャーを受けても慌てることなくプレーの選択を変えられる。将来的な海外移籍も視野に入る彼は、森保監督が言う「バトン」をつないでいく存在だ。
引き続き、セントラルMF、両ウイングバック、シャドー、CFの4カテゴリについても検討していきたい。
<後編へ続く>
