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プロ野球PRESSBACK NUMBER
「かつおくんのしょうりは、みんなのよろこび」つば九郎が明かす“2021年のヤクルトが最高!だった”5つの優勝秘話
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![佐藤春佳](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
佐藤春佳Haruka Sato
photograph byNaoya Sanuki
posted2021/12/06 11:02
![「かつおくんのしょうりは、みんなのよろこび」つば九郎が明かす“2021年のヤクルトが最高!だった”5つの優勝秘話<Number Web> photograph by Naoya Sanuki](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/700/img_7e652f32b200d507bb3deba62418d7b4331644.jpg)
第2戦で勝利投手となった石川雅規とつば九郎の笑顔の2ショート
「ひーろーいんたびゅーのちょくご、かつおくんが“つばくろう~あたったね!”って。あのえがおは~さいこう!」
2002年の入団以来、大きなけがなく投げ続けてきた石川。人間性も抜群で、常に進化を求めて真摯に野球に取り組む姿勢は若手投手のお手本だ。
「おふのあいだは、いつもはしって、とれーにんぐしているかつおくん。あんなにちいさいからだで、なが~く、げんえきをつづけられるのは、どりょくのたまもの。おおたにしょうへいとうしゅもすごいけれど、やくるとすわろーずには『いしかわまさのり』っていう かっこいい~ぴっちゃーがいる。からだが、ちいさくても160きろなげなくても、かてるんだよ、って、こどもたちにも、しってほしいなあ~」
その4)「みすた~すわろーず」山田哲人
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今季は自ら志願してチームキャプテンに就任。キャンプから故障の不安を抱えながらも出場を続け、日本代表として出場した東京五輪では、不動のリードオフマンとして全5試合に先発し、打率.350、1本塁打、3盗塁と大活躍。金メダル獲得に貢献し、大会の「MVP」に選ばれた。チームに戻ってからの存在感も金メダル級。頼れる主将として自身2度目のリーグ優勝をけん引し、日本シリーズでは苦しみながらも、第5戦の8回に一時同点とする3ランを放つなど勝負強さを見せた。
「むかしはふわふわ、していたのに、すっかりたたかうおとこのかおつきに。おたちだいでも、かみまくり~だったのに、いまでは、かっこいいことばで、ふぁんをさいこうにもりあげてくれる。ことし、きゃぷてんになって、だいへんし~んのてっぱちくんです!」
つば九郎は、マイペースだった山田がキャプテンに就任後に見せた「成長」がチームを進化させたと振り返る。
「つらくても、ぜったいにしあいをやすまない。しあいちゅうは、ぴんちのときに、とうしゅにこえをかけたり、みんなをこぶしたり。ほんとうに、かわりました。せばんごう1は、やっぱり、みすた~すわろーず。FAで、ちーむにのこって、ほんとうによかった! げんえきのさいごまで、いっしょにがんばろうね」