著者プロフィール

幅允孝Yoshitaka Haba
1976年生まれ。ブックディレクター。2005年に選書集団「BACH」を設立。ショップでの選書やライブラリー制作など、本をテーマに幅広い分野で活動。

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
炸裂するコレクターの情熱。~プロレス音楽のレコード、という狭い世界はどこにつながっているか~
ある世代より上の方なら、英国のロックバンド、ジグソーの「スカイ・ハイ」を聴けば、ミル・マスカラスの入場シーンを思い浮かべ… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
プロレス
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2017/04/11

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
泥まみれだった、奇跡のシーズン。~アーセナルが魅惑的で、無敵だった1年間~
アーセナルが未だに世界的なブランドを保てるのは「インヴィンシブル」のおかげかもしれない。攻撃主体の魅惑的なパスサッカー。… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
海外サッカー
有料
2017/03/28

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
セビージャで愉快に暮らす「外人」。~日本人がスペインで両国の悪口を言い続ける理由~
スペインと日本の間でジャーナリスト、いや人としての幸福を探っているのが彼なのだ。著者の木村浩嗣は2006年から'15年まで雑誌… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
海外サッカー
有料
2017/03/11

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
二軍にかける熱すぎる情熱。~江川や落合、ジャイアント馬場まで登場するプロ野球二軍の物語~
まるで教科書のような装丁だが、この本は二軍を通じてプロ野球を見る極上のエンターテインメントだ。そして、詳細なデータを駆使… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
プロ野球
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2017/02/20

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
打たれても、人生は進む。~清原和博に本塁打を打たれたことのある人生は、悪くない~
若かりし頃、天才と呼ばれた子役やスポーツ選手が堕ちていくゴシップに人が吸い寄せられるのはなぜか? 多分、小さな天才たちの… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
高校野球
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2017/02/08

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
試合結果を載せないことは、サッカー愛の欠落ではない。~管理されたジャーナリズムの限界を超えるために~
「最近、サッカー雑誌を読んでないなぁ」という方、多いのでは? 新メディアの台頭で、紙媒体の存在意義が問われていることは誰… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
海外サッカー
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2017/01/18

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
日本の頂を越えてゆけ。
~弱くても人気のマラソン男子、
14年前の日本記録が更新される日は?~
マラソン男子の日本記録はもう14年も更新されていない。だがリオ五輪での視聴率は開会式を上回る1位。結果は佐々木悟の16位が最… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
マラソン
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2016/12/31

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
下部リーグの豊穣な物語。
~「上を目指す」のとは違うサッカー
クラブの哲学が存在する~
ハンス・ファン・デル・メールというオランダ人写真家の『European Fields』という写真集が好きだった。タイヤや木の柵で仕切ら… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
Jリーグ
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2016/12/26

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
本田圭佑はあなたをどこへ連れていくのか?~7年間、28回にわたるアポなし直撃取材の超労作~
今だからこそ、本田圭佑の本を読む意味があるとあなたには思えないか? W杯最終予選のサウジアラビア戦で先発を外れ、所属するミ… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
サッカー日本代表
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2016/12/13

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
「愛」をもってテニスを語れ。
~0点をラブと呼ぶ理由、知ってる?~
テニスのスコアでは0を「ラブ」というのはなぜか? 誰もが一度は疑問に思いながら、「まあ、そういうものだろう」とやり過ごして… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
テニス
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2016/11/20

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
カープをいつも支えてきた人の情。
~原爆の4年後に球団を創設した男の
「元祖カープ本」~
カープファンなら今こそ読むべき幻の1冊が復刊した。56年ぶりに帰ってきた『カープ風雪十一年』は、数多のカープ本の元祖といっ… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
プロ野球
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2016/11/12

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
10年後の今だから語れるあの夏のこと。~3年連続で甲子園決勝に辿りついた駒大苫小牧の名監督~
今年の夏も過ぎ去ってしまったが、過去になったから語れる夏もある。『勝ち過ぎた監督』は、2004年から'06年まで3年連続で夏の甲… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
高校野球
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2016/11/03

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
その純潔さ、頑なにつき。~ヴェンゲルの20年間は、ロマンチストが哲学を貫いた時間だった~
僕のようなファンは別にして、人がアーセン・ヴェンゲルをどう思っているかというと「少し時代遅れの元・知将」とバカにする雰囲… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
海外サッカー
有料
2016/10/15

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
空手という測定不能なファンタジー。~プロインタビュアー・吉田豪の手腕を味わう~
インタビューというのは相手と対峙するものだが「プロインタビュアー」吉田豪のそれは、相手と並走しているように思える。話を聞… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
空手
有料
2016/10/04

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
紙一重の世界を懸命に生きる。
~テニス界の、日の当たらない場所で
もがく関口周一~
リオ五輪テニスで日本人として96年ぶりに銅メダルを取った錦織圭。試合後、彼はすぐに自家用機で米国へ向かったと報道された。年… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
男子テニス
有料
2016/09/12

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
パラリンピックの可能性を感じて欲しい。~知ると楽しい大会の歴史と魅力~
地味な表紙と侮ることなかれ。この本は、知っているようで知らないパラリンピックの「い・ろ・は」を教えてくれる実に有意義な1… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
パラスポーツ
有料
2016/09/04

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
スタジアムで、路上で、レイシズムと戦う。~サッカーと人種差別に、フィールドワークで迫る~
この1冊は小さくささやかな紙束だ。けれど、本書はサッカーとレイシズムの問題に一石を投じる、勇気ある反差別の書である。2013… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
サッカー日本代表
有料
2016/08/24

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
フットボールは続くよ、どこまでも。~ジダンやスアレスと妖怪ウォッチをつなぐ、洒脱なアナウンサー~
黒い眼鏡をかけたあの人のエッセイは、フットボールについて語っているようで、じつは別のことを伝えてくれる。それは、このスポ… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
海外サッカー
有料
2016/08/08

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
プロ野球選手も労働者なのである。~労働経済学で考えるプロスポーツの報酬~
労働経済学の視点からプロ野球を眺めてみると、今まで見えなかったものがこんなにも浮かびあがってくるのか! 著者の橘木俊詔は… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
プロ野球
有料
2016/07/25

ブックソムリエ ~新刊ワンショット時評~
言葉を伝える以上に大切なこと。~監督の色を伝えようともがく人々を描いた『サッカー通訳戦記』~
通訳者の変化をみると、サッカーの進化を追うことができる。'72年にペレを擁するサントスが来日した時、新聞社のインタビュー通… 続きを読む
幅允孝Yoshitaka Haba
海外サッカー
有料
2016/07/12