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フットボールは続くよ、どこまでも。~ジダンやスアレスと妖怪ウォッチをつなぐ、洒脱なアナウンサー~ 

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幅允孝

幅允孝Yoshitaka Haba

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photograph byWataru Sato

posted2016/08/08 08:00

フットボールは続くよ、どこまでも。~ジダンやスアレスと妖怪ウォッチをつなぐ、洒脱なアナウンサー~<Number Web> photograph by Wataru Sato

『ことの次第(2)』倉敷保雄著 ソル・メディア 1600円+税

 黒い眼鏡をかけたあの人のエッセイは、フットボールについて語っているようで、じつは別のことを伝えてくれる。それは、このスポーツがあらゆるものと接続し、多様な好奇心を誘発する可能性があるということ。そして、そんな様に付き合うフットボールは、とても風通しがよく自由な世界だと感じるはずだ。

 眼鏡男の正体は、フリーアナウンサーの倉敷保雄。フットボール中継でお馴染みの彼は、とても酒脱なエッセイ書きでもある。雑誌「footballista」にて綴った連載をまとめた書籍の第2弾『ことの次第(2)』。2012年から2015年まで、その時々のフットボールの話題を、彼が見聞きした記憶や感情と交錯させながら独自の視点で描き出している。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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海外サッカーの前後のコラム

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