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「ヌードに抵抗はなかった。ただ親は…」25歳で“オールヌード写真集”を発売したアイドルレスラーの告白…福岡晶が“ニシキヘビと撮影”したまさかの理由

posted2025/04/16 11:01

 
「ヌードに抵抗はなかった。ただ親は…」25歳で“オールヌード写真集”を発売したアイドルレスラーの告白…福岡晶が“ニシキヘビと撮影”したまさかの理由<Number Web> photograph by L)東京スポーツ新聞社、R)Shiro Miyake

ジャパン女子プロレス、JWPで活躍したアイドルレスラー・福岡晶のインタビュー(第2回)

text by

伊藤雅奈子

伊藤雅奈子Kanako Ito

PROFILE

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L)東京スポーツ新聞社、R)Shiro Miyake

1989年にジャパン女子プロレスでデビューし、JWP時代には写真集を4冊発売するなど、アイドルレスラーとして人気を博した福岡(ひかり)さん(54歳)。NumberWebインタビュー第2回では、先輩・キューティー鈴木との思い出や、ヌード写真集撮影のウラ話などを聞いた。《3回に続く

 JWPのアイコンといえばキューティー鈴木。現役時代から引退後までに出版した写真集は実に14冊におよび、女子プロレスラー史上最多の記録はいまだ破られていない。後輩にあたる福岡晶はポスト・キューティーとして期待され、JWP時代に4冊の写真集を刊行。25歳でオールヌードになり、26歳のときにはニシキヘビと絡む斬新すぎる裸身に挑戦して、世間を驚かせた。

◆◆◆

キューティーさんは先輩だけど「守らなきゃ!」って

福岡 写真集とかのああいう仕事って、キューティーさんとか尾崎(魔弓)さんみたいな先輩がやるものだって思ってたんですよ。で、これはかわいらしい話なんですけど、JWPになってからの後楽園ホールで、キューティーさんの写真集のサイン会があったんですね。私のサイン会も横でやってて、それが終わってからキューティーさんのほうを見ると長蛇の列で、「やばい! ここで買わなきゃなくなっちゃう」と思って、並んだんですよ。

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――えっ、キューティーさんのほうに?

福岡 そうです(笑)。お客さんには、「なんでここに福岡が並んでんの?」って不思議がられて、それもわかるんですけど、自分としては「早く買わなきゃ!」ってハラハラして。そしたらキューティーさん、「ひーちゃん、どーしたの?」って(笑)。そりゃ、そうですよね。自分としては、サインをもらえるっていうのが貴重なわけだけど、笑われました。たしかに、「控室で言ってくれれば」って話なんですけど。

――当時のキューティーさんはどういう存在でした?

福岡 もうね、かわいい! 後輩の私が言うのは生意気かもしれないけど、「守らなきゃ!」っていう気持ちにさせられる先輩。大好きでした。スランプに陥ったときは、「気づいてあげられなくてごめんね」って泣いてくれたこともありました。芸能の仕事で南国系の国に行ったときは同じ部屋になって、先輩だから気をつかうじゃないですか。「すいません、タバコ吸いたいんですけど」って言ったら、「いいよー! 一緒に吸おう」って言ってくれたり。

25歳でのオールヌード写真集「抵抗はなかったです。ただ…」

――特別な存在だったんですね。

福岡 そうです。だから余計に、篠崎(清)社長から写真集の話を聞いたときは、「えっ、それ先輩(の仕事)じゃないんですか?」って聞き返したぐらい、びっくりした。嫌とかいいではなく、キューティーさんはかわいい、尾崎さんはキレイだけど、私は2人より体格がよくて筋骨隆々。当時って髪の長い選手が多かったから、「それだけで選ばれたのかなぁ」って思いました。社長からは無理強いされることはなく、「おまえにやる意思があれば」って確認されて、私は写真を撮るのが好きで、撮られることも嫌ではないから、「やってみたいです」って言ったと思います。

【次ページ】 大蛇と絡んだ“衝撃の写真集”はなぜ生まれた?

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