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フジテレビ三宅正治アナが語り尽くす“春高バレー”の魅力「メグカナの出現は奇跡」「実況の言葉は99%の準備から生まれる」
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph byIchisei Hiramatsu
posted2022/01/04 11:02
![フジテレビ三宅正治アナが語り尽くす“春高バレー”の魅力「メグカナの出現は奇跡」「実況の言葉は99%の準備から生まれる」<Number Web> photograph by Ichisei Hiramatsu](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/7/7/700/img_77d625fb2a945209feed20e18d21d37c147401.jpg)
バレーボールを初めて実況したのは1995年の春高予選から。V6がデビューした同年のW杯でも実況を任された
――1月5日から春高が始まります。改めて春高バレーの見どころを教えてください。
三宅 春高バレーには2つの側面があります。
1つ目はこの大会が3年間の集大成となる選手がいること。真の日本一を決める戦いに臨む彼ら、彼女たちの表情を見ているだけでも本当に楽しめるし、本物の涙、本物の笑顔が見られる。バレーボールはたった1つのレシーブで盛り上がることができる競技。気持ちが揺さぶられるシーンがたくさんある大会ですので、1人1人が本気で戦う姿をぜひ見ていただきたい。
そしてもう1つは、ここから世界へ旅立つ選手がたくさんいるということです。東京五輪にも出場した石川祐希や高橋藍らに象徴されるように、世界へ行ったらどうなるんだろうと思わされるような選手もたくさん出てくる大会です。彼ら、彼女らが日本代表へ入り、日の丸をつけて試合に出る姿と、春高の姿をリンクさせて見ていただけるとバレーボール界全体の盛り上がりにもつながる。
代表戦とは違う特別感がある春高バレーの儚さ、楽しさを味わっていただきたい。私も楽しみにしています。
三宅正治(みやけ・まさはる)
1962年11月15日、広島県生まれ。早稲田大学を卒業後、85年にフジテレビ入社。バレーボールの他、競馬、F1、プロ野球などスポーツアナウンサーとして活躍。2004年アテネ五輪では開会式の実況も務めた。11年に「すぽると!」の番組10周年を契機にスポーツキャスターを勇退。12年から「めざましテレビ」のメインキャスターを務めている。
《春高バレー放送情報》
『ジャパネット杯 春の高校バレー』フジテレビ系列全国ネット…男女準決勝 1月8日(土)16時~17時30分/男子決勝 1月9日(日)13時30分~14時55分/女子決勝 1月9日(日)16時~17時40分
※大会全試合はフジテレビCS放送やSPORTS BULL『バーチャル春の高校バレー』のインターネット配信でもお楽しみいただけます。
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