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メッシやロナウドの衝撃に隠れてるけど…「駆け込み移籍ウラ注目株の4人」〈冨安健洋と同じ“中堅国から成り上がり”ケース〉
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三重野翔大Shodai Mieno
photograph byGetty Images
posted2021/09/07 17:01
![メッシやロナウドの衝撃に隠れてるけど…「駆け込み移籍ウラ注目株の4人」〈冨安健洋と同じ“中堅国から成り上がり”ケース〉<Number Web> photograph by Getty Images](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/5/7/700/img_57b6d778d0ee3fd3960c7d3a53a7ed61157294.jpg)
古橋亨梧とハイタッチするセルティック時代のオドゥソンヌ・エドゥアール。プレミア行きをつかんだ
中堅国→満を持してトップリーグは冨安も同じ
古橋亨梧の加入で日本からの注目も集まったセルティック。先日のレンジャーズとのオールドファームを観て、やや残念な出来に映った方も多いだろう。移籍が既定路線ということもあり、たしかに今季開幕後は心ここにあらず、という雰囲気も感じられたが。
もっとも、エドゥアールのプレースタイルはブレンダン・ロジャーズのもとで確立されたものであり、ハイライン・ハイプレスと速攻を武器にしたアンジェ・ポステコグルーのスタイルにはマッチしない。そうした点では、推定1400万ポンドの移籍金を得たセルティックにとっても良い選択だったのではないだろうか。
187cmの大柄な体躯に機動力もあわせ持ち、ビルドアップとフィニッシュワークの両面で存在感を出せる。ウィルフリッド・ザハと2トップを組ませたならプレミア1年目で大化けする可能性もある選手だ。
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今夏の移籍市場ではビッグネームが大きく動いたあまり、中堅国から満を持してトップリーグに挑戦する選手にあまり焦点が当たらなかったが、ステップアップしてきた選手の存在がリーグを面白くすることは確かである。
特に日本人選手の多くはこうしたルートでプレミアリーグやセリエAなどに挑戦する例が多い。ベルギーを経てセリエA、プレミアリーグに挑戦する冨安もそうだ。
ロシアやオランダ、スコットランドなどのリーグでも結果を残せば、世界最高峰のリーグでも通用するということを、彼らの前例から学びに変えていけるかもしれない。
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