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報道陣も驚いた立田悠悟の「残念」。
U-22代表、清水で挑む生存競争。
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![望月文夫](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
望月文夫Fumio Mochizuki
photograph byJ.LEAGUE
posted2019/11/14 11:15
![報道陣も驚いた立田悠悟の「残念」。U-22代表、清水で挑む生存競争。<Number Web> photograph by J.LEAGUE](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/e/a/700/img_ea14cbca76605d27838d3b62e27b074f153233.jpg)
静岡ダービーでは悔しい結果に終わった清水DF立田悠悟。ブラジル遠征で掴んだ自信を糧に熾烈な代表争いに挑む。
ブラジルでの経験、先輩の刺激。
国際舞台の経験も豊富で、若手中心で構成された今年6月のコパ・アメリカのメンバーにも名を連ねた。出場機会は多くなかったものの、代表メンバーとの日々の練習や間近で見た世界トップレベルのプレーに多くの刺激を受けた。
さらに10月にはU-22代表のブラジル遠征に参加し、同国のU-22代表相手に主導権を握られながらも3-2と競り勝った。「あくまでも親善試合に勝っただけ」と前置きしつつも、「チームとして勝てたことは次につながる」と胸を張った。さらに個人のパフォーマンスでも、「ミスもあったけど、チームの一員としてビルドアップやラインコントロールは90分間通してできた」と自信を手にして帰国した。
将来的には海外移籍という野望もある。清水のユースとトップチームで先輩のFW北川航也が、今夏オーストリア・ウィーンへと旅立った。先輩に刺激を受けた立田は、「もちろん、後に続きたいと思っている」と明確な目標として意識している。
“国際規格”のサイズを持ち、世界を意識する21歳。身長とともに夢も大きく。五輪代表に生き残り、A代表を経て、さらなる大舞台へ羽ばたく日を思い描いている。
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