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ジュニアヘビー黄金期を彩ったマーク・ロコが遺したもの。~親日家“暗黒の虎”の死~
posted2020/09/13 11:30
'82年からは、ブラック・タイガーに変身して新日本で活躍。アメリカ、イギリスで活躍後、'91年に現役を退いた。
text by

門馬忠雄Tadao Monma
photograph by
AFLO
初代タイガーマスク(佐山聡)の好敵手として名を売ったブラック・タイガーことマーク・ロコさんが7月30日、故郷イギリスのウォリントンで亡くなった。死因は不明。69歳だった。
月遅れの追悼記事になってごめんなさい。それでも彼に触れたかったのは、日本のジュニアヘビー級黄金期に欠かせなかった名選手だからだ。
1982年4月、新日本プロレスに初参戦。ダイナマイト・キッド、小林邦昭と並び、タイガーマスクを相手に大暴れ。毎週金曜午後8時、テレビ朝日『ワールドプロレスリング』の高視聴率キープに貢献した人気のマスクマンだった。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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