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王者マンUの牙城が崩れた2010年代。
シティとリバプール台頭。今後は? 

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粕谷秀樹

粕谷秀樹Hideki Kasuya

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posted2020/05/26 18:00

王者マンUの牙城が崩れた2010年代。シティとリバプール台頭。今後は?<Number Web> photograph by Getty Images

2019-20シーズンのリバプールは中断前、圧倒的な強さを見せた。南野拓実も加わったチームは今後どのような道筋を歩むのか。

今まさに充実期のリバプール。

 2010年代のプレミアリーグは、リバプールの優勝で幕を閉じようとしている。

 コロナ禍で中断しているとはいえ、各クラブの残りが9~10試合であり、2位シティとは25ポイントという大差だ。逆転はありえない。

 チャンピオンズリーグ連覇こそ潰えたものの、ビルヒル・ファンダイク、ジョーダン・ヘンダーソン、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーといった主力は脂の乗った年齢であり、少なくとも2年はヨーロッパとプレミアリーグの主役であり続けるだろう。

 ただ、ヘンダーソンは今年6月で30歳。ファンダイクとフィルミーノは来年、マネとサラーは2年後に三十路を迎える。肉体的には緩やかな下降線を描く年齢だ。5年以上の長期にわたる成功を収めたいのなら、彼らの後継者をそろそろ発掘しなくてはならない。若手を磨くのか。南野拓実は新プランに名を連ねるのか。

対抗馬はチェルシーも有力だが。

 リバプールに追いすがるとすればユナイテッド、あるいはチェルシーが有力だ。ともに英国系、下部組織出身の若手に切り替える路線で、再建に着手している。しかしオーレ・グンナー・スールシャールとフランク・ランパード、ともに監督の手腕が未知数だ。

 2000年から20年間のプレミアリーグは、マンチェスターが中心だった。

 次の10年はリバプールなのか、ロンドンなのか、それともマンチェスターが30年間も支配するのか。経済力というアドバンテージがコロナ禍で消えかねないいま、彼らの動向は今後10年も世界中から注目される。

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