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興梠慎三の“お得意様”が特異な件。
仙台相手に20戦18発。では天敵は? 

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斎藤純

斎藤純Jun Saito

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posted2020/04/12 11:40

興梠慎三の“お得意様”が特異な件。仙台相手に20戦18発。では天敵は?<Number Web> photograph by Getty Images

興梠慎三は2019シーズンも仙台戦でゴールを奪っている。J再開となった時、今季もお得意様に痛烈な一撃を見舞うのか。

昨季は初ゴールかと思われたが。

 興梠が加入した2013年以降、浦和は横浜FMに対して4勝2分け8敗。そのうち2勝はいずれも興梠が欠場した試合に挙げたものだった。

 攻撃の組み立てに積極的に関与し、典型的なボックスストライカーとは異なる点を差し引いたとしても、興梠の無得点がチームの勝敗に影響していることがわかる。

 昨年のアウェーゲーム(1-3)では、宇賀神友弥のクロスに中央で合わせて初得点を挙げたかに思えたが、直前で横浜FMの広瀬陸斗(現・鹿島)が右足を出しオウンゴールとなった。

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 今季こそ“天敵”F・マリノス相手にゴールネットを揺らすことができるのか。仙台や清水に対してのキラーぶりは続くのか。

 数字上の「相性」がここまではっきりしている選手も珍しい。Jリーグ再開となった暁には、浦和のエースにレッズサポーターならずとも注目してみてはいかがだろうか。

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