炎の一筆入魂BACK NUMBER
広島は一軍帯同選手に新人ゼロ!
高卒から名選手へ、奇跡の育成力。
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前原淳Jun Maehara
photograph byKyodo News
posted2018/01/23 07:00
![広島は一軍帯同選手に新人ゼロ!高卒から名選手へ、奇跡の育成力。<Number Web> photograph by Kyodo News](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/700/img_a124b6c65cd6e88b70c0e384fb85f0b9161214.jpg)
プロ4年目の塹江は、今年こそ開幕一軍入りを狙う。左投手不足がチームの弱点とされているだけに、周囲の期待は大きい。
高橋昂也、坂倉将吾、アドゥワ誠、高橋樹也……。
彼らだけではない。
近年は今村や鈴木のように、4年待たず一軍の戦力となる若手も多い。
「投手、野手にしても入団2、3年目の楽しみな選手がいる。最近は高校からの入団でも基礎体力が高いところから入ってくる。出てくるのも早い」と、緒方孝市監督も若手の勢いを感じているのだ。
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昨季初の日本一となったファーム日本選手権で活躍した高橋昂也と坂倉将吾の高卒2年目バッテリー、着実な成長を見せる同期のアドゥワ誠、昨季10試合に登板した3年目の高橋樹也が、早熟の可能性がある選手候補である。彼らはみな、開幕一軍を争う宮崎県日南市での一次キャンプに参加する。
今年はどんな若手が出てくるのだろうか――球春が待ちきれない。
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