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必見、プレミアのスター候補4人衆。
ペップやランパードの期待も特大!
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![粕谷秀樹](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
粕谷秀樹Hideki Kasuya
photograph byUniphoto Press
posted2019/08/06 11:50
![必見、プレミアのスター候補4人衆。ペップやランパードの期待も特大!<Number Web> photograph by Uniphoto Press](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/5/a/700/img_5aff7409adcc15aaaf952ffad37add85153539.jpg)
超新星として期待を集めるフォデン。マンチェスター・シティの新たな象徴となれるか。
カンテら粒ぞろいの中盤で勝負する。
6歳でチェルシーのアカデミーに加入し、15歳でアンダー18デビュー。17歳になるとアンダー23の主力に定着するなど、エリートコースを突き進んできた。また、2年前の夏に開催されたアンダー19ヨーロッパ選手権ではイングランドに優勝をもたらし、みずからはMVPとベスト11に輝く大活躍だった。
エンゴロ・カンテ、ジョルジーニョ、マテオ・コバチッチ、ロス・バークリーなど、チェルシーの中盤は粒が揃っている。シティのフォデン同様、マウントも定位置を確保するのは難しいだろう。
しかし、下部組織出身の選手がクローズアップされるなんて、ロマン・アブラモビッチが買収した後のチェルシーにはなかった。
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スター不在は寂しいものの、生粋のチェルシーっ子を育てる喜びも見いだせる。心あるサポーターはときに厳しく、ときに優しく、20歳の若者を励まし続けるに違いない。
「オレたちのマウントだぜ」
プレミアリーグは激闘の連続だ。今回ピックアップした4人の若者たちも成功と失敗を繰り返し、毛穴や血管、脳髄までが痺れてくることもあるだろう。だが、敵を叩きのめし、降伏させた瞬間の恍惚感は何ものにも代えられないはず。
スター誕生か、泥を舐めるか。
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