侍ジャパンWBCの優勝確率は？「一般的には10％前後。ただし…」話題のChatGPTが冷静＆妙に“中村悠平推し”だった「私は感情や好みを持ちませんので…」

　前編ではChatGPTが考えるWBCスタメンとそのオーダーに込めた思いを聞いたが、日本代表が優勝するためにはまず1次ラウンドに勝ち抜かなくてはならない。

　そこで1次ラウンドを突破するために「大事なこと」を聞いた。10秒ほど黙考したのち、考えが文字になって並べられていく。文章には5つの「重要なこと」が記されていた。

勝ち抜くために重要な5つのこと

「WBC野球日本代表が1次ラウンドで勝ち抜くためには、いくつかの重要なことがあります。

　1.    チームワーク：チーム全員が一丸となって戦うことが大切です。各選手が自分の役割を果たし、チームとしての勝利に貢献することが必要です。

　2.    守備力：相手チームにランニングや得点を許さないためには、しっかりと守備をすることが必要です。特にエラーを減らすことが重要です。

　3.    打撃力：相手チームの投手陣を打ち崩すために、選手たちは高い打撃力が求められます。特にランナーを得点圏に進めた際には、確実な打撃が必要です。

　4.    先発投手の投球：先発投手が相手チームの攻撃を封じることができれば、相手チームの得点を抑えることができます。そのため、先発投手の投球が重要となります。

　5.    精神面：WBCは国際大会であり、プレッシャーも大きいため、選手たちは精神面でも強くなる必要があります。特に、相手チームが先制点を挙げた場合でも、落ち着いてプレーを続けることが重要です。」

　たしかにどれも重要だ。2．の「ランニングや得点」は「進塁や得点」といったところか。2～4はデータ的な話で意外さはないが、「1.チームワーク」と「5.精神面」は、野球がチームスポーツであること、そしてWBCがプレッシャーのかかる国際大会であることを理解しているからこそ出てくる見解だ。こういった数字には表れない精神的な要素も重要なファクターとしてとらえているところにどこか人間臭さを感じる。

ファンも多く駆けつけ、キャンプの雰囲気は明るい　©Hideki Sugiyama

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　 特に「5.精神面」の最後の一文、「相手チームが先制点を挙げた場合でも、落ち着いてプレーを続けることが重要」というのは、昨年11～12月のサッカー日本代表が見せた度重なる逆転劇を想起してしまう。データ収集は2021年時点で止まっているというが、どこかの酒場で聞こえてきそうな「サッカー日本代表みたいに侍ジャパンも戦ってほしいね」というなかなかタイムリーな分析だ。

優勝するために重要な「セオリーにとらわれない野球」

　1次ラウンド後の準々決勝からは一発勝負の決勝トーナメントが始まる。優勝のため、大事なことは何か。ChatGPTに再び問うた。

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