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ザック&矢野大輔コンビが復活!?
トークショーで語られた代表秘話。
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Number編集部Sports Graphic Number
photograph byTatsuo Harada
posted2014/12/04 10:30
![ザック&矢野大輔コンビが復活!?トークショーで語られた代表秘話。<Number Web> photograph by Tatsuo Harada](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/5/700/img_25dd7b55a50557d6a7bc4eb1e982651d340171.jpg)
サプライズ登壇したザッケローニ日本代表前監督に、会場となったTSUTAYA六本木も異常な盛り上がりを見せた。
「大輔の方が私よりチームを把握していた」
ザック 邪魔はしたくなかったんですけど、たまたま近くを友達と散歩していたら、大輔がイベントをやってるってことで来てみました。イベントの邪魔はしたくないので、すぐ帰ります(笑)。本の中にもありますけど、この4年間、大輔はただの“声”であったわけではありません。4年間、チームのこととか、協会や選手とのやり取りなどすべて大輔がやったので、大輔の方が私よりチームのことをよく把握していました。本の中には、おそらく皆さんにとって興味深いことがあると思います。私も読んでいる途中なんですけど、自分はメモをつけていなかったので、大輔のメモ(『通訳日記』)を頼りに4年間の記憶をたどっています。では、もう帰ります(笑)。
松井 監督、ありがとうございました! 最後に、矢野さんのこれからについて。矢野さんはチャリティーマッチなどにも出られていましたけど、これからどういう仕事をやっていきたいとお考えですか?
矢野 元々イタリアのマネジメント事務所に籍を置いていますので、おそらくイタリアに戻って生活をしていくんじゃないかと思います。ザッケローニさんに来ていただいて、本当にビックリしました。4年間、英才教育を施していただいたんで、ザッケローニさんの教えを今後の人生に生かしていきたいと思います。
著者の矢野氏は本作品の執筆動機について、こんなふうに語っています。
「この4年間、ザッケローニ監督は全身全霊を傾けて日本代表チームを
作り上げてきました。その事実をより多くの人に伝えていきたいのです」
ザックジャパンの4年間、1397日の“真実”が綴られた『通訳日記』。
ご興味をお持ちの方は、是非、お近くの書店で手にとっていただけると幸いです。
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19冊にのぼる大学ノートに綴られた1397日間の「通訳日記」。そこには、今まで明かされることのなかったザッケローニ監督の真意や選手たちとの対話が克明に記されていた。日本代表通訳就任からブラジルW杯後のザックジャパン解散まで、世界を驚かせるために挑んだ激闘の日々を完全公開。
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