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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
球界最重量135kg、石川雅規45歳が最年長、日本人最高年俸は村上宗隆6億円だが10億円超外国人はオスナら3人…バウアーは?〈NPBデータ大調査〉
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広尾晃Kou Hiroo
photograph byHideki Sugiyama
posted2025/03/28 06:00

推定年俸12.7億円のオスナ。様々な選手の基礎データをチェックしてみよう
体重:最重量はレイエス135kg、最軽量は?
2025年の全選手の平均体重は86.40kg、前年は85.84kgだから、やや増加している。
・重量級選手10傑
レイエス(日)外 135kg
ラミレス(広育)内 124kg
リチャード(SB)内 123kg
バルドナード(巨)投 122kg
マラー(中)投 118kg
赤塚健利(広)投 118kg
セデーニョ(西)内 118kg
ハーン(広)投 117kg
ザバラ(日)投 117kg
小船翼(広育)投 116kg
日本ハムの2年目、フランミル・レイエスは昨年は120kgだったが、15kg増量。135kgは楽天の中軸を打ったジャフェット・アマダ―の137kgに次ぎ史上2位となった。外国人選手が上位を占める中、中京学院大から2024年ドラフト5位で広島に入団した赤塚健利が、日本人選手では1位だ。100kg以上の選手は90人、昨年は91人だった。
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・軽量級選手
大津亮介(SB)投 65kg
福田周平(オ)外 65kg
児玉亮涼(西)内 65kg
滝澤夏央(西)内 65kg
辰見鴻之介(楽育)内 67kg
中野拓夢(神)内 67kg
浦田俊輔(巨)内 67kg
五十幡亮汰(日)外 67kg
熊谷敬宥(神)内 68kg
勝連大稀(SB育)内 68kg
増田大輝(巨)内 68kg
山岡泰輔(オ)投 68kg
澤田遥斗(西育)外 68kg
柴田竜拓(De)内 68kg
田中幹也(中)内 68kg
低身長選手と重複する選手が多い。軽量級の選手には、俊敏な動きが求められる内野手が多いことがわかる。
BMIで見てみると…アスリートなので重めだが
肥満度を示すBMIのランキングも紹介しよう。
・BMI上位5傑
渡部健人(西)内 37.1(176cm115kg)
山川穂高(SB)内 36.4(177cm114kg)
レイエス(日)外 35.1(196cm135kg)
リチャード(SB)内 34.4(189cm123kg)
中村剛也(西)内 34.3(175cm105kg)
2年前までチームメイトだった西武の渡部健人、ソフトバンクの山川穂高が1,2位、5位の中村剛也も含めて、西武時代は、同じ右打者で、打席の構えもよく似ていたので遠目では見分けがつかなかった。ソフトバンクのリチャードは、二軍では5年連続本塁打王、もはや無敵だが、そのパワーがいつ一軍で炸裂するか。
・BMI下位5傑
河野伸一朗(SB育)投20.5(190cm74kg)
木下勇人(SB育)外20.6(179cm66kg)
村山源(巨育)内20.6(179cm66kg)
川下将勲(西育)投20.8(186cm72kg)
アドゥワ誠(広)投20.8(196cm80kg)
5人中4人は育成選手、まだ身体ができていないとも言えるか。BMIは一般的には18.5~25が標準、25~30が前肥満、30~35は肥満度1、35~40は肥満度2だ。アスリートの場合、そのまま適用できないだろうが、NPBには「痩せ」の選手はいないことになる。