- #1
- #2
プロ野球亭日乗BACK NUMBER
WBC投手陣14人を大胆予想! ダルビッシュも参戦…カギとなるのは大谷翔平の起用法か? リリーフに推したい”最後の枠”とは
text by
鷲田康Yasushi Washida
photograph byGetty Images / Nanae Suzuki
posted2022/12/20 18:05
WBCへの参戦を表明したパドレスのダルビッシュ有(左)とエンゼルスの大谷翔平(右)
【先発】
ダルビッシュ有(パドレス)
大谷翔平(エンゼルス)
山本由伸(オリックス)
佐々木朗希(ロッテ)
【第2先発及び中継ぎ】
今永昇太(DeNA)
戸郷翔征(巨人)
高橋奎二(ヤクルト)
宮城大弥(オリックス)
伊藤大海(日本ハム)
湯浅京己(阪神)
大勢(巨人)
宇田川優希(オリックス)
※山﨑颯一郎(オリックス)、伊勢大夢(DeNA)、山﨑康晃(DeNA)、岩崎優(阪神)、高梨雄平(巨人)、嘉弥真新也(ソフトバンク)
【クローザー】
栗林良吏(広島)
松井裕樹(楽天)
栗山監督は大谷の投手起用法をどう考えているのか?
投手編成のカギは大谷の起用法だ。
基本的に栗山監督は投打二刀流での起用を考えているというが、投手として先発なのか、あるいはリリーフ起用になるのかは「本人と話し合って決めたい」とまだ流動的だ。リリーフの場合は指名打者で打席に立ちながら、空いている時間で投球練習しなければならず調整が難しい。ただ球数を考えたらショートリリーフの方が負担は少ないので、本人がそちらを選択する可能性はなくはないと思う。先発ならば65球にこだわらず50球程度に制限すれば負担も軽く、登板日がしっかり確定するので、調整はしやすいメリットがある。そこでまずは大谷を先発に入れて投手陣を組み立ててみた。
東京ドームで行われる1次ラウンドは3月9日から4連戦。先発と第2先発はこの4連戦に各1人ずつの8人が必要となる。ローテーションを決めていく上で、優先事項は1次ラウンドを勝ち上がった後、一発勝負となる準々決勝以降3試合の先発投手だ。その3試合に先発する投手がまず決まり、そこから逆算して他の試合の登板も決まっていく。
その視点でほぼ確定的と言えるのが、準決勝の先発マウンドにはダルビッシュが立つということだろう。