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WBC投手陣14人を大胆予想! ダルビッシュも参戦…カギとなるのは大谷翔平の起用法か? リリーフに推したい”最後の枠”とは

posted2022/12/20 18:05

 
WBC投手陣14人を大胆予想! ダルビッシュも参戦…カギとなるのは大谷翔平の起用法か? リリーフに推したい”最後の枠”とは<Number Web> photograph by Getty Images / Nanae Suzuki

WBCへの参戦を表明したパドレスのダルビッシュ有(左)とエンゼルスの大谷翔平(右)

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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Getty Images / Nanae Suzuki

 2023年3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表メンバーがほぼ見えてきた。

 メジャー組からはロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手がいち早く参加を表明。一方、当初は出場に消極的だったサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手も、12月6日に自身のツイッターで参戦を明らかに。「栗山監督に『来年のWBC出場しなさい』と言われたので出場します」とウィンターミーティング参加のため渡米した日本代表・栗山英樹監督から直接、説得を受けて心を動かされたことを明らかにしている。

 打線では二刀流で出場が濃厚な大谷と共に、打線のキーマンとなるシカゴ・カブスの鈴木誠也外野手もダルビッシュから遅れること2日後の12月8日に「報告遅くなりすいません!」と自身のインスタグラムで出場を表明した。

 これでメジャー組3人が日本代表入りすることが正式に確定した事になる。一方で参加を期待されたオリックス・吉田正尚外野手はボストン・レッドソックス、ソフトバンクの千賀滉大投手はニューヨーク・メッツへの移籍が決定。吉田は参戦の可能性を模索しているようだが、メジャー1年目のキャンプに参加しなければならないので、必然的に代表入りは難しくなる。

 参加メンバーの最終登録は2月7日。11月下旬の予備登録ではセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手とクリーブランド・ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手の日系2選手を登録するなど、栗山監督の頭には更なるオプションもありそうだが、日本人メジャーリーガーの陣容が固まったことでチームのベースは出来上がった。

WBCの投手陣14人の編成を大胆予想!

 そこで現時点で考え得る投手陣の編成にそれぞれの役割とローテーション、また野手陣の選出のカギと世界一奪回のために考えうるオーダーを2回に分けて考えていく。

 まずは投手編から――(野手編は#2へ)。

 大会のレギュレーションで投手の登録は最低14人。過去には13人で臨んだ大会もあったが、この大会のレギュレーションに則って14人の投手編成で考えた。

【次ページ】 栗山監督は大谷の投手起用法をどう考えているのか?

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