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20歳で母国ドイツからNBA挑戦…ダーク・ノビツキーが過ごした最高の21年間、今もダラスの街で愛される「41」 

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宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

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photograph byGetty Images

posted2022/01/05 11:02

20歳で母国ドイツからNBA挑戦…ダーク・ノビツキーが過ごした最高の21年間、今もダラスの街で愛される「41」<Number Web> photograph by Getty Images

引退から2年、ノビツキーが背負った「41」は永久欠番とされることになった

 ノビツキーは現役引退後の今も、ダラスに住み続けている。

 20歳でNBAに入ったことで人生は変わった。マブズだけでなく、NBAというリーグも、ずっと関わり続けたくなるような最高の場所だった。ノビツキーはNBAを「世界でも最高のアスリートたちが揃った世界最高のリーグ」と評した。

「すばらしいスキルを備えたアスリートが集まったリーグで、試合は見ていて楽しく、いつ見ても、それまで見たことがないようなムーブを見ることができる。無限の可能性を秘めている」

 ノビツキーがNBAで過ごした21年間は、リーグの歴史75年の30%近い年月にあたる。そう言うと、ノビツキーは照れ笑いの表情を見せた。謙虚で、自らスポットライトを求めることがないノビツキーにとって、世界最高峰の舞台で21シーズンを過ごせたことは、本当に信じられないことで、誇らしく思うことだった。

「NBAは僕がいた20年の間に世界中に広がり、成長してきた。こういうリーグに長く関わることができたのは、とてもエキサイティングなことだし、引退した今、さらに成長していくような手助けをしていきたいと思っています」

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