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記念グッズ完売の伝説的“良い人”。
ロッテ福浦和也の2000本はいつ?
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![永田遼太郎](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
永田遼太郎Ryotaro Nagata
photograph byKyodo News
posted2018/05/10 17:00
![記念グッズ完売の伝説的“良い人”。ロッテ福浦和也の2000本はいつ?<Number Web> photograph by Kyodo News](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/700/img_a12904a751923a858c7c282130323ef9207394.jpg)
地元の習志野高からドラフト7位で投手として'94年に入団した福浦(左)は、通算2000本安打まであと25本と迫っている(5月8日時点)。
25年目の特別グッズはほぼ完売。
この春、千葉ロッテのオフィシャルグッズショップには「福浦安打製造所」のロゴが入ったグッズが並んだ。
「創業25年~おかげさまで四半世紀~」なるキャッチが綴られて、プロモーションには薄緑色の作業衣を着た福浦の写真が使われた。そんな福浦の心意気もあって、9800円で売られたその作業衣は即日完売、トートバッグ、缶バッジ、ボールペン、ご挨拶用タオルのグッズも5月8日現在、品切れ状態で、他のグッズも残りわずかとなっている。
営業サイドも福浦さまさまである。
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望月も彼の性格についてこう話す。
「彼(福浦)は性格が良いので、周りの人達が、2000本安打のためにほんのわずかでも役に立ちたいと思うんです。自分で努力をして、そこまでヒットを打った選手だとは思うんですけども、彼の性格から『自分一人の努力で打った』などとけっして言わないでしょうし、周りへの感謝も忘れない。
僕らもあそこまで努力を出来る選手は凄いと思って見ていますし、だからこそ僕だけでなく周りにいるスタッフ全員が0.1本分でも力になれたらと思って、接している、そういう選手だと思います」
たくさんの人達の想いを背中に受け、今日も福浦は万全の準備をして打席に立つ。
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