ゴルフボールの転がる先BACK NUMBER
もはやウッズは現役に未練なし?
思い出の大会、ドタキャンの真相は。
text by
桂川洋一Yoichi Katsuragawa
photograph byAFLO
posted2017/02/26 11:30
16歳の頃、ロサンゼルスの地で輝かしいキャリアのスタートを切ったウッズ。それから25年、ドライバーを持つタイガーの姿は見られなかった。
本人も“チャプター2”という言葉を口にしている。
これらは偶然と言うには、すべてが整いすぎているタイミング。だがそこに本来の“主役”の姿はなかったのである。
昨秋にTGR設立を発表した際、ウッズは「大好きなゴルフに戻るために頑張る一方で、“チャプター2”と呼ぶべき、コースの外での活動を進化させる次のステップも踏もうと思う」と話した。
ロサンゼルスでの一週間は、オンコースの失望と、コース外の事業拡充というコントラストが際立った。それはウッズの“チャプター2”へのシフトを万人に強く印象付けた。
いずれ来るその時は、もうそう遠くないと覚悟を固めるべきだろうか。
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