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内田、長谷部、清武、大迫……。
日本人ブンデスリーガー、W杯を語る。 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byAFLO

posted2014/05/19 10:50

内田、長谷部、清武、大迫……。日本人ブンデスリーガー、W杯を語る。<Number Web> photograph by AFLO

最終節のシャルケ戦で復帰し、予定外のフル出場となった長谷部誠。彼の回復状況にW杯での日本代表の浮沈がかかっている。

ドイツ代表vs.ポーランド代表では……。

 また、ミッドウィークにはドイツ代表vs.ポーランド代表に行きました。

 翌週末にDFBカップやFAカップの決勝がある影響で、この試合には両チーム共に主力選手はほとんど参加せず。誰を撮影すれば良いんだ! と思っていたところ、驚くべきことが。

 それは、シャルケのユリアン・ドラクスラーさんが、ドイツの10番をつけてキャプテンを務めたのです。

 ドラクスラーさんは、まだわずか20歳。

 主力不在とはいえ、彼よりも年齢や代表歴が上の選手はいただけに、びっくりでした。

 さらに、シャルケのマイヤー君(18歳)やゴレツカ君(19歳)も先発と、シャルケファンにとっては感慨深い試合だったのではないでしょうか。

 個人的には、やはりドラクスラーさんがキャプテンマークをつけて堂々とプレーする様子をしみじみ見てしまいました。

 というのも、彼がシャルケでデビューした直後、'11年1月に行なわれたDFBカップ準々決勝のニュルンベルク戦に行っていたから。

 その試合で、ドラクスラーさんは、延長後半にスーパーゴールを決めて、チームを勝利に導いたのです。

 当時17歳のユリアン君(下写真)が、わずか3年でドイツ代表(仮)キャプテンとは。

 主力不在だったものの、時の流れを感じる以外にも収穫ある代表戦でした。

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