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　【5】カメラマン・千葉格の『Photographer Diary』
       ～ニュルンベルクの悲哀と、若きドイツ代表の勇躍～

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　先週末はシャルケvs.ニュルンベルクに行きましたー。

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　この試合、シャルケはチャンピオンズリーグのグループステージ出場権がかかっており、一方のニュルンベルクは1部残留がかかる大事な一戦でした。

　もしかしたら内田選手のメンバー入りも……と思っていたものの、さすがにそれは難しく、内田選手がシャルケのチームメイトたちと一緒にスタジアム入りすることはありませんでした。

　そのため、内田選手のメンバー外はわかっていたのですが、メンバー表を見ると衝撃が！

　負傷によってシーズン後半戦は1試合も出場していなかった長谷部選手がニュルンベルクの先発メンバーに名を連ねていたのです。

　日本メディア皆が驚いて、メンバー発表後は誰もがバタバタしていました。

　しかし、試合自体は、残念ながらニュルンベルクが降格圏に沈むのも納得してしまうようなもの。

　序盤に簡単に失点したニュルンベルクは、そのままなす術無く敗れました。

　シャルケの3点目が決まった直後、ニュルンベルクの降格回避には4点が必要で諦めてもおかしくない状況にもかかわらず、長谷部選手がGKに「早くボールを戻せ」と言っているように見えた場面が切なかったです。

　試合終了後、ニュルンベルクの選手が、呆然とファンからのブーイングを浴びる姿を見て、何とも言えない気持ちになりました。

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