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「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2014年重大ニュース! 【野球編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byHideki Sugiyama
posted2014/12/31 10:40
2009年に監督就任し、6年間で3度のリーグ優勝を果たした秋山監督。優勝したのに辞任したのは「大型補強をしたにもかかわらず、シーズン終盤戦で優勝を逃しかねない連敗を重ねたから」とのこと。
24勝0敗の田中、ポスティングでヤンキースへ。
2013年に24勝0敗という前人未踏の大記録を打ち立て、楽天を日本一に導いた日本球界の大エースが、総額1億5500万ドルの7年契約でヤンキースに移籍。投手としてはMLB史上5位の契約額という破格の待遇でメジャーに乗り込みました。そういえば渡米の際、日航機を一機まるごとチャーターしたことも話題になりましたねえ。
「言わせろ!ナンバー」では、ダルビッシュ有との比較というテーマでマー君の活躍を占いました。
●田中将大はメジャー移籍1年目のダルビッシュを超えられるか?
http://number.bunshun.jp/articles/-/797783/feedbacks
超えられる。いや超えてくれる。そう期待しています。セイバー的な数字の比較はできませんので根拠はありませんが、ケガなどが無ければ問題ないでしょう。中4日がどうこうや、ボールが滑る、マウンドが硬いなど今やわかりきっている話です。わからない所に行って、手探りのまま行うわけではありません。もちろん、対応するのに時間は必要ですし、夏場に少し不調に陥るかもしれませんがトータルで見ればダルビッシュ投手をしのいでくれるものと思います。若い人が先人を追い越してこその「進化」です。日本野球の進化を見せてほしいです。(帝王00さん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/18851
●田中将大vs.ダルビッシュ有、サイ・ヤング賞に近いのはどっち?
http://number.bunshun.jp/articles/-/820956/feedbacks
サイ・ヤング賞は、記者の投票できまるが、だいたいは心証が主になる。今年初めて鳴り物入りでメジャー挑戦して、勝ち続けた田中の方が、インパクトが大きかったのは明らかだ。前半戦のペースのまま、勝ちつづけることが条件であるが、というか、もしそれが実現できれば、24勝ペースなので、サイ・ヤング賞は田中の公算が高いということは当然指摘できる。パワーピッチングの内容はダルビッシュの方が優れていて、圧倒的なピッチングをできるのはダルビッシュだが、安定して好成績を出している田中は脅威の新人としてメジャーでも認識されている。サイ・ヤング賞の候補が何か怪我しており、他の好投手がナリーグであることも有利だ。(K_Kurnさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/19763