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[プロフェッショナル解説]第5戦 ソフトバンク 0-7 DeNA「両軍の勢いの差が表れた“ファウル”の数」~権藤博の“Kill or be Killed”~
posted2024/11/10 09:01
text by
酒井俊作Shunsaku Sakai
photograph by
Nanae Suzuki
DeNAが3連勝。3回に筒香の適時打で先制すると、4回に牧の3ランで突き放し、9回に梶原の2点適時二塁打など3得点でダメを押した。中4日の先発ジャクソンは7回無失点。26年ぶりの日本一に王手をかけた。ソフトバンク打線は26回連続無得点と沈黙。
牧の3ランは福岡でのDeNAの3連勝を象徴する一打だった。1点リードの4回、無死一、二塁で巡ってきた打席だ。牧はインコースを少し苦手にしている印象がある。だが、ソフトバンクの前田純が投げた内角高めの真っすぐを振り切ると、ホームランになった。シーズン中でもそう何度も出ない完璧な当たりが大一番で飛び出した。