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[恩師が語るチームへの貢献]頼れるキャプテンへの信頼と感謝 岡田武史「欧州でプレーするだけでなく、日本人指導者の先駆けに」
posted2024/06/14 09:04
岡田による主将抜擢によって長谷部のリーダーシップが発掘された
text by

二宮寿朗Toshio Ninomiya
photograph by
SANKEI SHIMBUN
自分の方針を100%信じ、実践してくれる主将がいたら、指揮官は思う存分にタクトを振るうことができる。どのチームでも重用された理由がそこにあった。5人の監督が愛弟子の引退に寄せたメッセージ――。
2010年南アフリカワールドカップで指揮を執った岡田武史は、長谷部誠を代表でもボランチとして定着させ、本大会直前にはゲームキャプテンに指名。そのリーダーシップを引き出した「名キャプテン長谷部」の生みの親でもある。
南アフリカワールドカップの直前にゲームキャプテンにハセを指名したのは、あのときのチームには落ち着きよりも元気が欲しかったから。声を出せて、鼓舞できて、そして若いということもあって、じゃあ長谷部で行こうと決めた。
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