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スターリング&ケインが中堅扱い?
注目のイングランド若駒を一挙紹介。
text by
粕谷秀樹Hideki Kasuya
photograph byUniphoto Press
posted2019/11/26 11:40
ロシアW杯でも若き力の台頭が目についたイングランド。育成年代の成功がサッカーの母国復権の足掛かりとなるか。
BBCが4年前に挙げた“未来の代表”。
4年前、『BBC』(英国公共放送)は「5年後のイングランド代表」と題して、以下のメンバーを並べていた。
GK:ジョー・ハート
DF:ナサニエル・クライン、ストーンズ、ダイアー、ショー
MF:ジャック・ウィルシャー、ロス・バークリー、ヘンダーソン
FW:ネイサン・レドモンド、ケイン、スターリング
半数が、イングランド代表にはほど遠い状態だ。
1カ月ほど前、『BTスポーツ』にコメンテーターとして招かれたジョゼ・モウリーニョ(現トッテナム監督)は、「チェルシーはエイブラハムではなく、オリビエ・ジルーを前線に起用すべきだ」と語った。彼の意見に耳を貸す者は少なかった。
若いって素晴らしい──。