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妻いわく「“推し活”が二次元からマチくんへ」サッカー日本代表とベルギー2拠点生活…町田浩樹夫婦は「憧れ、仕事も切磋琢磨し合う」関係
posted2024/11/24 11:04
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
JFA/AFLO
“マチくんユニ”の熊ぬいぐるみを…
「以前、サッカー選手の知人が何人かいたのですが、当時は派手なイメージを受けました。ただ、それは偏った印象だったのかもしれないです。マチくんと出会ってから、『こんな真面目な人がいるんだ』という驚きがありましたし、サッカー選手に対するイメージも変わりました」
そう話す町田浩樹の妻は、交際を始めてから、新たな楽しみを見つけた。
「以前はサッカーの試合をスタジアムへ見に行く機会は、ほとんどありませんでした。それが今では、『推し活』として、マチくんを見るのがすごく楽しいんです!」
昨今、多くの日本人が夢中になっている「推し活」だが、じつは……もともと妻は「二次元の推し活」をしていた。それが三次元、つまり夫である町田が〈推しの対象〉になったというのだ。
町田には内緒で、日本代表の町田グッズを買うこともある。そして、それを身に着けてスタジアムへ出かける。2024年11月、日本代表の2試合はアウェーでの連戦となったが、15日に行なわれたインドネシア戦もジャカルタに足を運んで観戦したほどだ。
町田の活躍もあり、4-0で快勝した試合を見られたのは良かったが、町田のユニフォームを着た熊のぬいぐるみがインドネシアの埃と試合前から降り注いだ雨で汚れてしまった。そのため、日本に戻ってから「オキシ漬け」をしてキレイにした。酸素系漂白剤の「オキシクリーン」につけて汚れを落とすもので、SNSで大人気の洗濯方法だ。それも推しグッズを大切にするからこその行動である。
「実は試合前の入場シーンがすごく好きで。ウォーミングアップをするために選手たちが出てくるシーンも素敵ですよね。『これから戦うぞ!』みたいな雰囲気が出ている瞬間は、ひょっとしたら試合中よりも興奮するかもしれません。サッカーをわかっていないと怒られてしまうかもしれませんが」
妻は複業ワーカー、ブリュッセルと東京の2拠点
彼女は、複数の事業を手掛ける「複業」ワーカーだ。個人的に動き回ながらも、社員たちと試行錯誤しながら、飲食業や音楽業まで、幅広く挑戦してきた。
そのため、時間に融通が利く面はある。その一方で、多くの事業を手がけてきたからこそ、結婚してすぐにベルギーへ引っ越すわけにもいかなかった。現在は、手がけてきた事業の調整をしているところだ。