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新王者KENTA誕生で、
81kgに託されたノアの行方。
~3・10、初防衛戦で問われるもの~
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![門馬忠雄](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2013/03/07 06:00
![新王者KENTA誕生で、81kgに託されたノアの行方。~3・10、初防衛戦で問われるもの~<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/700/img_cc44dd8e6c9291d1edb32bea22f33f16241112.jpg)
森嶋の9度目の防衛を阻止したKENTA。通算5度目の挑戦で果たした王座奪取だった。
ノアが2013年の針路を、史上最軽量81kgのヘビー級チャンピオン・KENTAに託すことになった。
1月27日、大阪・ボディメーカーコロシアムで、秋山準以下バーニングの5選手が退団後初めて行なわれたGHCヘビー級選手権試合。反体制派のリーダー・KENTAが130kgの巨漢王者・森嶋猛を、“go 2 sleep(ゴートゥスリープ=担ぎ上げ顔面蹴り)”からの必殺“GAME OVER(変形の顔面絞め)”で仕留め、初のヘビー級ベルトを獲得した。
全日本3冠ヘビー級王者の船木誠勝も90kgに満たないが、KENTA殊勲のエース交代劇には、無差別級のトップ争いを容認する、時代の趨勢を感じさせるものがあった。
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