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新日“春の陣”が左右する、
棚橋、オカダ時代の行方。
~4・7、IWGPベルトを懸けて激突~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2013/04/07 06:00
IWGPベルトをかけての戦いは4度目となる棚橋(左)とオカダ。わずか3カ月での再戦。
新日本プロレスのエース・棚橋弘至が、ニュージャパンカップ(NJC)覇者、オカダ・カズチカの挑戦を受けて立つ。4月7日、東京・両国国技館で行なわれるIWGPヘビー級選手権試合のことだ。
二人の対戦成績は棚橋の2勝1敗。棚橋は8度目の防衛がかかる。一方のオカダは“春のG1”NJCを初出場、史上最年少25歳で制した勢いに乗る。3月23日、後楽園ホールで行なわれた決勝戦。3回優勝の後藤洋央紀を相手に、オカダの戦いぶりは見事だった。後藤の必殺技、昇天・改(変形の首折り落とし)を耐えしのぎ、得意のレインメーカー(至近距離からのラリアット)を決めた攻撃はそつがなく、明らかに成長の跡が見てとれた。