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「あ、やばいやばい。オレ泣いてる」M-1・4位エバースが明かす、準々決勝前日の“ひとり号泣”…「ダイタクさんの名前って、出してもいいんですか?」 

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中村計

中村計Kei Nakamura

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photograph byTadashi Hosoda

posted2025/03/23 11:05

「あ、やばいやばい。オレ泣いてる」M-1・4位エバースが明かす、準々決勝前日の“ひとり号泣”…「ダイタクさんの名前って、出してもいいんですか?」<Number Web> photograph by Tadashi Hosoda

結成8年、初のM-1決勝で4位になったエバース。佐々木隆史(ボケ、ネタ作り担当、左)と町田和樹(ツッコミ担当)

佐々木 僕はバッテリィズの寺家さんと、カベポスター永見(大吾)さんと、金魚番長の箕輪(智征)と4人でピザ食いに行きました。他のみんなはお酒を飲んでいましたけど、僕は弱いんで飲まなかったです。どの組も手応えはあったんで、全員、フワフワしてて、心ここにあらずという感じでしたね。

――町田さんは誰と過ごしていたのですか?

町田 僕は、そうっすね、東京吉本の先輩とかと飲みに行ってました……。ダイタクさんの名前って、出してもいいんでしたっけ?

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――活動自粛中ではありますが、名前を出すぶんには問題はないと思います。

町田 ですよね。ダイタクさんとか、ダンビラムーチョさんとか、(バッテリィズ)エースさんもいましたね。僕らは「エゴサ禁止!」「携帯触るの禁止!」って、みんなで決めて。今さら調べたって、結果は変わらないから、と。でも、みんなトイレとか行く振りをして、スマホで評判を調べている感じでしたね。

「楽しくなかった」2週間でネタ変更

――準決勝が12月5日で決勝が12月22日でしたから、間が2週間ちょっと空きました。芸人さんによっては、その約2週間がいちばん幸せだったと言いますが、どうでしたか? いろんな人に祝福されるわけですよね。

佐々木 いや、僕らはもう決勝は準決ネタとは違うのをやろうって決めていたんで、楽しいという感じではなかったですね。ネタを変える以上、絶対にスベるわけにはいかないので、時間があれば改良、改良という感じで。

町田 初出場でネタを変えて、それでウケなかったら、決勝に上げた側もなんでネタを変えたんだってなるだろうし。

佐々木 祝福ムードといっても、そんな感じでもなかったですよ。たぶん前大会なら、めっちゃ祝福ムードになってたと思うんです。でも、今大会は「エバースは行くだろう」みたいな感じだったんで。

町田 そんなにおめでとうを言われた感じでもなかったよな。

佐々木 「あ、おめでとう」ぐらいの感じで。本当に。

町田 僕らも前大会で準決勝進出を決めたときの方がよっぽど喜んでました。そのときも、もっと祝福してくれよと思ってたんですけど。

<続く>

(写真=細田忠)​

#2に続く
「M-1決勝に“恐怖の1分間”があった」4位エバースが語る、名言「さすがに末締めだろ」はこうして生まれた「社会人は“末締め”で笑うんです」

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