サンドバルとの“野球談議”、何話してる？

　試合中、ベンチで隣に座っている同僚にイタズラをしてみたり、大谷が“からかい上手”なことは、よく知られているが、もちろん、そればかりではない。サンドバルは「野球の話もたくさんするよ」と明かした。他球団の投手の話や、他の試合で投手が際立つパフォーマンスをすれば、その話題に花を咲かせることもあるという。

「ピッチングの話では、投球フォームのメカニクスとか、球種の変化の仕方とかね。投球フォームでは、僕は全ての動きが一緒に連動するように心がけているんだけど、そんな話も時々するかな」

　密な野球談議も、大事なコミュニケーションだ。

先発陣としてエンゼルスを牽引する大谷とサンドバル　©JIJI PRESS

オールスターも“クラブハウスの交流”に期待

　メジャー6年目、着々と交流の輪が広まっているのはチーム内にとどまらない。3年連続で今年も、メジャーの代表選手たちが集まるオールスター戦に出場する。

　昨年、本拠地アナハイムから近いドジャースタジアムで開催された球宴後に大谷は、「他球団の選手とクラブハウスの中でコミュニケーションをとることはあまりないので、球場ももちろん楽しいですけど、クラブハウスの中での方がみんなリラックしてますし、よりカジュアルに話ができると思います」と言っていた。

昨年のオールスターで再会を果たした大谷とプホルス。実はこの二人も、かつては柱を挟んで“お隣さん”だった　©JIJI PRESS

　毎年、笑顔あふれる夏の祭典は、前夜祭のホームランダービーも含めて2日間。交流を深める大谷の“お隣さん”にも注目だ。

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