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大谷翔平の“お隣さん”からも愛されすぎな日常…ロッカーでも“からかい上手”な素顔とは? 仲良し同僚の証言「ユーモアの感覚が同じなのかな」
posted2023/07/10 17:17
text by
斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph by
JIJI PRESS
敵地では“お隣さん”はその時々で変わるが、本拠地のクラブハウスではいつも同じ。
エンゼルス大谷翔平投手(29)とロッカーで隣同士の選手が、仲良しのパトリック・サンドバル投手(26)だ。時々、お隣さん同士で何やら楽しそうに会話を交わす姿が目立つ。フィールド上では、大谷が本塁打を放った際に、ベンチでかぶった兜をサンドバルにリレー。その後、カメラマンのようにポーズを取るやりとりが、なんとも和やかな雰囲気を醸し出す。
お隣さんに“お引っ越し”したのは、今年の春キャンプから。サンドバルによると昨年は「2つ空いて、僕だった」と近くではあったが、隣同士ではなかった。今季もシーズン中、ジョークを言い合うように笑う場面が見られるなど、仲の良さそうな2人。サンドバルは大谷との交流をこう語る。
「よくある、普通の感じかな。『調子はどう?』とか、生活についてとかね。ただ、ユーモアの感覚が同じだったり、興味が同じなのかな」
絶妙な空気感で、どこか波長が合うのかもしれない。
“お隣さん”のからかいに、大谷もオチャメな仕返し
4年前の話だが、かつての同僚がこんなことを言っていた。大谷にとってメジャー2年目の2019年、春キャンプ中にロッカーが隣だったコディ・アレン投手は「『カウボーイブーツを履いたら、ショウヘイ、かっこいいぜ』って言って、からかっていたんだ。そしたらショウヘイはNOと断って、僕をいじって笑い飛ばした」。
大谷が1年目の2018年、ガーディアンズ(当時インディアンス)に所属していたアレンは、大谷との初対戦でいきなり安打を打たれた。それについてユーモアを交えて、“口撃”し返してきたという。