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どうなる2020年ジェイミージャパン。幻の“エイトネーションズ”、11月はNZ遠征に?

posted2020/09/04 11:50

 
どうなる2020年ジェイミージャパン。幻の“エイトネーションズ”、11月はNZ遠征に?<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

この秋の代表活動はいまだ不透明の状態。W杯後初となる代表マッチを望むファンも多いことだろう。

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大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

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Naoya Sanuki

前編『大物が続々参戦、トップリーグの「ユニークな魅力」。再開へ舵を切る世界のラグビーとの違いとは?』(https://number.bunshun.jp/articles/-/844888)に続き、後編は各国の代表活動に迫ります。2020年ジェイミージャパンはどうなる?

 かくして、国内リーグは今のところ身を潜めたままだ。

 とはいえ、国際スケジュールの事情は別だ。世界各国のラグビー協会にとって、大きな収入源はテストマッチだ。入場料、放映権料。スポンサーも、試合用ジャージーのロゴなどテストマッチでの広告露出を最大の目的として契約しているのだから、テストマッチを行わなければ継続が難しくなる。

 世界のラグビーの上位国はこれまで、相互訪問により互いの収入機会を確保してきた。6~7月には欧州シックスネーションズ勢が南半球4カ国や日本、太平洋諸国へ遠征し、テストマッチを行う。11月には逆に南半球勢が欧州へ乗り込み、それぞれの本拠地を各国が順繰りに回ってテストマッチを行う。南の4カ国が北の6カ国を回ると、毎週2カ国の本拠地が「空く」。そこに日本や太平洋諸国、北米勢など「ティア2」と位置づけられてきた国が入りこむ。

日本ラグビーは「客を呼べる」存在。

 今年も、もともとの予定では日本も欧州に乗り込み、スコットランド、アイルランドという昨年のW杯でやっつけた相手とアウェーで再戦するはずだった。相手国からすれば、W杯で負けた憎き相手にホームでやり返そう、という思いもあろうが、その日本との戦いならたくさんの観客が入り入場料や放映権料が見込めるという目論見もあった。

 2015年の南ア撃破、そして2019年の8強進出によって、日本は、相手国にとって「客を呼べる=稼げる対戦相手」と認識してもらえる存在になった。

 それが、今年はコロナ禍ですっかり様相が変わってしまった。

【次ページ】 1カ国集中開催の南半球勢。

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