Number ExBACK NUMBER

初心者もツウも楽しめるラグビーW杯!
ほぼ日コラボの観戦ガイドができるまで。 

text by

涌井健策(Number編集部)

涌井健策(Number編集部)Kensaku Wakui

PROFILE

photograph byAsami Enomoto

posted2019/09/04 18:00

初心者もツウも楽しめるラグビーW杯!ほぼ日コラボの観戦ガイドができるまで。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

糸井重里さんも出席したラグビーを身近にするイベント。「NIWAKA DE GOMEN(にわかでごめん)」のうちわが象徴的だ。

早稲田の元監督との組織論対談。

 糸井さんに登場して頂いたもう1つの企画は、早稲田大学ラグビー部の元監督で、7月にラグビー協会理事に就任された中竹竜二さんとの対談です。題して、「ラグビーについて話をしていると、いつも“組織”のことを考えてしまう」。

 こちらは、ラグビーワールドカップの見どころなどを中竹さんに教えていただきつつも、タイトルの通り、ラグビーを入口にした「組織論」にもなっており、目から鱗が落ちまくりです。

・選手に主体性を持たせるための工夫とは?

・ニュージーランドの強さを支える「バルネラビリティ」とは?

・日本で「指導者の当事者意識」を高めるために必要なこととは?

 などなど、ビジネスのヒントになりそうな話を、じっくりとしていただいています。

幼稚園児の時に40kgあったエピソード。

 その他にも、「ほぼ日」の読者から募った素朴な疑問について前サントリー監督の沢木敬介さんにお答えいただいたり、日本代表の選手名鑑ページ(31人全員を網羅)についても、小ネタに反応するほぼ日の女性スタッフTさんの顔を思い浮かべながら

「幼稚園児の時、すでに体重が40kgあり、遊具の床を踏み抜いた」

「強烈なタックルは一級品。セロリが苦手」

「生まれ変わるなら『スーパーサイヤ人になりたい』」

 などといった、ラグビーファンでなくても気になるような個性的なエピソードを満載させて、超ユニークな選手名鑑に仕上げることができました。

【次ページ】 各国に駐日大使館に突撃という異例取材。

BACK 1 2 3 4 NEXT
糸井重里

ラグビーの前後の記事

ページトップ