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夏休みだ! お台場だ! だけど、
レインボーブリッジが渡れない。 

text by

疋田智

疋田智Satoshi Hikita

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photograph bySatoshi Hikita

posted2010/08/22 08:00

夏休みだ! お台場だ! だけど、レインボーブリッジが渡れない。<Number Web> photograph by Satoshi Hikita

渡れないぞ、レインボーブリッジ。

 ということだったんだが、いきなり大障害。目の前のレインボーブリッジが、渡ろうにも渡れないのだ。

 徒歩ならばOK。もちろんクルマでもOK。しかしながら、自転車だけは駄目、という奇妙な橋。

 まあね、東京都の言い分はこうだ。「自転車は横風に弱いから」「歩道が狭すぎて、歩道上の事故の元になるから」というようなことらしい。

 ふーむ、何だか月並み、かつ、お為ごかしな理由ではある。少なくとも自転車乗りにはそう聞こえるぞ。

 だがね、ここにもし「しまなみ海道(尾道-今治の本四架橋)」のような自転車レーンがあったなら。この自転車ブームの中、即、自転車にとっての一大観光名所になると思うのだ。それこそ東京都の推奨するエコ交通の振興手段にそのままなり得るんだが。

 しかし渡れない。東京の南半分からお台場を目指す人にとって、この虹の橋が渡れるかどうかというのは、ヒジョーに大きいんだがなぁ。

東芝につながる「からくり人形」の系譜。

 とまあ、恨めしくもレインボーブリッジを横手に見ながら、すぐ目の前にあるお台場に行くために、随分北にある「勝鬨橋」を目指すわけ。

 ちなみにレインボーブリッジのたもとには東芝の本社ビルがある。そもそも東芝の社名の由来は「東京芝浦電気」。明治時代から(前身の田中製造所を含めて)ここに本社があるそうな。だからというべきか、住所表示はさすがの「芝浦1-1-1」だ。

 ついでに言うと東芝の創業者って、江戸期に「からくり儀右衛門」として有名だった田中久重なのね。

「からくり人形」や「万年時計」を創った人。なるほど、江戸の時代から「明日をつくる技術の東芝」だったわけだ。んがぐぐ。

【次ページ】 朝日新聞社の美しい外観と、タバコの脂だらけの内部……。

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