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「ドジャースを愛しているが、これは違う」トランプ大統領は大谷翔平を絶賛も…ドジャース現地ファンの賛否両論「胸を打ったカーショーの言葉」
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笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byAFLO
posted2025/04/15 11:00

4月7日、ホワイトハウスを表敬訪問した大谷翔平らドジャースの選手たち
カーショーがトランプ氏に語った「自己犠牲と謙虚さ」
「この組織(ドジャース)はひとつの目的のために一致団結します。この1年間で選手、スタッフのひとりひとりが示してくれた自己犠牲と謙虚さは、本当に心を捉えるものでした。彼らは常にケガを抱えながらプレーし、ポジションを変更しても、チームを一番に考えていました。その揺るぎない自信、チームのために自分を犠牲にする姿勢は、本当に素晴らしいものでした。これはスポーツに限らず、人生においても『自分より他の人を優先する』ということの大切さを思い起こさせてくれるものです。それがチームを、社会を、前に進めてくれるのです。本日、私に話をする機会を与えて下さったことに感謝します。2024年のワールドシリーズ・チャンピオンであるドジャースの物語を語ることは私にとって真の喜びです」
『自分より他の人を優先する大切さ』、『それがチームを、社会を、前に進める』。
カーショーがトランプ大統領へ贈った、成功を収めたチームの組織論。アメリカ・ファーストで強引な政策を進めるトランプの胸にこの言葉はどのように響いたのだろうか。また、この言葉の意味を考えれば、ドジャースのホワイトハウス訪問を批判する声も少なくなるのではないか。それほどに意味のあるカーショーの言葉だったと感じる。
