Number Web MoreBACK NUMBER

「真央ちゃんがこんなに…」浅田真央が初出演、高橋大輔との共演で思い出した“10年前”…なぜフレンズオンアイスは「特別なショー」になったか―2024下半期読まれた記事 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph byAsami Enomoto

posted2024/12/30 17:00

「真央ちゃんがこんなに…」浅田真央が初出演、高橋大輔との共演で思い出した“10年前”…なぜフレンズオンアイスは「特別なショー」になったか―2024下半期読まれた記事<Number Web> photograph by Asami Enomoto

フレンズオンアイスで共演を果たした高橋大輔と浅田真央

 ソチ五輪を経て、高橋は最初の現役引退を発表したあと、浅田はシーズンの休養を選んだ中で成立したショーだった。

 ともにこれからを模索する2人が、雪の舞う演出のフィナーレでみせたのは、これからもそうであってほしいと見る者に思わせるような、とびっきりの笑顔だった。

 あれから10年、高橋と浅田はそれぞれの軌跡を描き、今もトップスケーターとして輝きを放ち続ける。そればかりでなく、フィギュアスケートの新たな可能性をなお探り続ける。

集結した“特別な顔ぶれ”

ADVERTISEMENT

「特別」と言ってさしつかえない顔ぶれがそろった今回でも、2人は、いや2人に限らず出演したスケーターたちは晴れやかな笑顔をみせた。

「真央ちゃんがこんなに楽しい人って思わなかったです」

 と荒川が言えば、浅田が応える。

「静香さんが、こんなにしゃべる方だったとは。(バックステージで)ずっとしゃべっています」

 新たな交流も生み出した今公演もまた、スケーターたちのこれからの糧になったことだろう。

 彼らのここからの活動と、来年のフレンズオンアイスに思いを馳せる、特別な空間と時間があった。

(撮影=榎本麻美)

―2024下半期スポーツ総合部門 BEST5


1位:「真央ちゃんがこんなに…」浅田真央が初出演、高橋大輔との共演で思い出した“10年前”…なぜフレンズオンアイスは「特別なショー」になったか
​https://number.bunshun.jp/articles/-/864093

2位:張本美和16歳に“敗れた中国エース”が思わず本音「実力も理解力も大きく向上している」女子卓球、50年ぶり“中国撃破”はなぜ生まれたか?
https://number.bunshun.jp/articles/-/864092

3位:「テトリス、DLしたよ!」“海を越えた愛”は大谷翔平夫婦だけでなくサッカー日本代表も「ピアノを…」DF町田浩樹と妻に聞く“結婚までの交際”
https://number.bunshun.jp/articles/-/864091

4位:永瀬拓矢32歳、70分超の電話取材で本音を思わず口に…「藤井(聡太)さんを人間として見てはいけないんです」「これが最後かもしれませんよ」

https://number.bunshun.jp/articles/-/864090

5位:「死んで楽になるなら死にたい」悲劇から3カ月…張本智和の“50年ぶり金メダル”快挙はなぜ生まれたか? 五輪後に明言していた「ある計画」
https://number.bunshun.jp/articles/-/864089

関連記事

BACK 1 2 3
#荒川静香
#高橋大輔
#浅田真央
#宇野昌磨

フィギュアスケートの前後の記事

ページトップ