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使えば使うほど、コンディションが整う。24時間365日サポートしてくれる最新スマートウォッチGalaxy Watch Ultra。
posted2024/12/13 11:00
text by
福田剛Tsuyoshi Fukuda
photograph by
Shiro Miyake
Samsungから登場した最新スマートウォッチ、Galaxy Watch Ultra。海面下500mから高度9,000mまで耐えることができ、さらには10気圧防水までも備えたGalaxy Watch史上最もタフなボディには、ウォーキングやランニング、自転車といった基本的な運動から、サッカーやテニス、バスケットボールなどの球技、さらにはトライアスロンやデュアスロンなどのマルチスポーツまで、100種類以上のアクティビティを計測できる機能が搭載されている。早速、その実力を試してみた。
オフタイムのランニング、コーチング機能で昨日の自分を超える
スポーツモードへの切り替えは、右サイドのクイックボタンを押すだけ。これならランニングを始める前に、何度も画面を切り替えてようやくスタートするといった無駄な時間を省くことができる。
メインディスプレイが1.5インチと大画面だから、距離やペースといった情報を走りながら瞬時にチェックできるのも嬉しいところ。しかも、Galaxy Watch Ultraはただ心拍数や消費カロリーなどを記録するだけではない。ランニング中の滞空時間や上下動といった細かな指標まで測定してくれるので、ランニングフォームもしっかりとチェックできる。
さらにそれまでに蓄積したデータを活用して、前回のトレーニング時の自分と比較、ランニングペースを指示してくれるコーチング機能も搭載。この機能を使えば、過去の自分と今の自分のパフォーマンスを比較することで、日々の成長を実感できる。
一人で毎日、トレーニングを続ける上では、モチベーションの維持が難しいところだが、Galaxy Watch Ultraがあれば日々のトレーニングが格段に楽しくなるはずだ。
オフィスにいるときもすべての活動を記録
Galaxy Watch Ultraが活躍するのは、トレーニングシーンだけではない。通勤での移動中もGalaxy Watch Ultraが、ウォーキングやランニング、自転車などの運動を自動で感知し、計測。ただ時計を着けているだけで、日中の運動を自然と把握することができる。
さらにコンディションを知る上で欠かせない、体組成もこれ一つで測定が可能。
時計に指を添えるだけで、体脂肪率や骨格筋、基礎代謝率や体水分など本格的な体組成を測定。仕事中の隙間時間にヘルスチェックとして習慣化しておけば、日々のトレーニングの成果をデータとして蓄積できる。
そして、仕事中のコンディションを整えるためにぜひとも活用したいのが、「ストレス」の測定だ。仕事の効率が落ちていると感じたら、その場でストレスをチェック。ストレス状態が高ければ、深呼吸をしたり、ちょっと休憩を入れることで、気分をリフレッシュ。ストレスマネジメントをすることで、仕事のパフォーマンス向上にもつなげられる。