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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
大谷翔平は「2個下」と明かしてくれたが…「松坂大輔と柴田倫世アナ、ダル・山本聖子夫妻、田中将大は里田まい夫人」日本のエースと“姉さん女房”史
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byJIJI PRESS
posted2024/03/03 11:01
祝・大谷翔平結婚!ダルビッシュ有ら日本が誇る絶対エースの「結婚前後」の成績はどんな感じ?
2012年:田中将大の成績(東北楽天ゴールデンイーグルス)
22登板10勝4敗173回169奪三振、防御率1.87(2位)
最多奪三振のタイトルを獲得したが、わき腹の違和感などで戦線離脱もあり、前年よりも成績を落とした。ただそれでとどまらなかったのが田中の地力。この年オフに翌年以降のメジャー挑戦を表明すると、13年には24勝0敗、防御率1.27という空前の成績を残し、チームの初優勝に貢献。MVPに輝いた。
翌年、ポスティングシステムで7年1.55億ドルの契約でニューヨーク・ヤンキースに移籍。ヤンキースでは6年連続で2けた勝利を挙げる。制球力がよく、抜群の安定感でチームに貢献。まい夫人は、ヤンキースの選手夫人たちの会合に出席するシーンなどが度々報じられ、田中将大のイメージアップにも貢献した。22年に田中将大は古巣楽天に復帰、キャリアの終盤に差し掛かっている。
年上が多い中で「2個下」…大谷夫妻に幸あれ!
こうして見てくると、投打ともに「姉さん女房」が多いことがわかる。プロ野球やMLBで戦う選手たちは、毎年が勝負であり、1年ごとに境遇が大きく変わる。ライフスタイルも大きく変わる中で、生活をともにするパートナーがいることは、当然ながら心強い話だ。人生経験が多い年上の夫人を選ぶ選手が多いのも、うなずける。一方でNumberWebに掲載された独占インタビューの抜粋記事によると、夫人は「2個下」の年齢だと大谷本人が明かしている。
とにもかくにも――大谷翔平も、これからはパートナーとともに野球人生を歩むことになる。それは、稀有の才能を持つ野球選手にとって、幸せなことではないだろうか。
<落合・イチローら打者編、大谷独占インタビューも公開中>