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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
大谷翔平は「2個下」と明かしてくれたが…「松坂大輔と柴田倫世アナ、ダル・山本聖子夫妻、田中将大は里田まい夫人」日本のエースと“姉さん女房”史
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byJIJI PRESS
posted2024/03/03 11:01
祝・大谷翔平結婚!ダルビッシュ有ら日本が誇る絶対エースの「結婚前後」の成績はどんな感じ?
2008年:ダルビッシュ有の成績(北海道日本ハムファイターズ)
25登板16勝4敗200.2回208奪三振、防御率1.88(2位)
MVPに輝いた07年に続き、リーグトップクラスの成績を上げる。なおダルビッシュは07年から「5年連続で防御率1点台」というNPB記録を作っている。11年シーズンオフ、ダルビッシュはポスティングシステムでのMLB移籍を表明。NPBではMVP2回と“日本ではもうやることがない”ような無双状態だった。
山本聖子との交際以降、MLB屈指の先発として
12年1月、ダルビッシュはテキサス・レンジャーズと6年総額6000万ドル(出来高含む)での契約を発表する。ほぼ同時期にダルビッシュ、紗栄子夫妻は離婚を発表した。レンジャーズでは3年連続で2けた勝利を挙げる。14年オフにダルビッシュは6歳年長の格闘家・山本聖子さんと交際していることを発表。翌15年3月にダルビッシュ有は右ひじじん帯を断裂、トミー・ジョン手術を受けた。この年7月に男児が生まれている。
ダルビッシュにとって最も苦しい時期だったが、聖子夫人の献身的なサポートもあって16年に復帰し7勝、翌年シーズン中にドジャースに移籍。さらにカブスに移籍し、20年、コロナ禍でショートシーズンとなったが8勝を挙げて最多勝投手となる。またサイヤング賞投票でも、トレバー・バウアーに次ぐ2位となる。21年にパドレスに移籍。2023年のWBCではチームリーダーとして献身的に戦った。
近年のダルビッシュは、一段と円熟味を増し、多彩な変化球でパドレス投手陣を引っ張っている。
田中将大は“里田まいとの結婚翌年”が伝説的成績
〈田中将大〉
06年夏の甲子園の決勝では、駒大苫小牧高時代のエースとして、早稲田実業の斎藤佑樹と引き分け再試合の熱闘を演じる。この年のドラフトでは4球団が1巡目指名したが楽天に入団。
高卒1年目から11勝を挙げ新人王。2011年には19勝で最多勝。12年3月にタレントの里田まいさんとの結婚すると発表。田中は23歳、まい夫人は27歳だった。